2012
Dec 31
(Mon)

フライング


 今日は12月31日。まだ新年の一歩手前であるが。
 私、元旦早々はお屠蘇気分。おそらくパソコンに向かうことはなく。
 ならばと、新年のご挨拶は今のうちにと、フライングをすることにしました。
 
 あけましておめでとうございます。大きな幸せと、実り多い新年へのご挨拶をいたします。
 昨年は多くの皆様にご愛顧を賜り、良い家をたくさん作ることができました。これからも一層精進してまいりますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

2012.12.31 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Dec 29
(Sat)

2013年、最初に着工


  2013年、最初に着工する家はTさんご夫妻の家。
 Tさんのご主人は北海道生まれ。奥さまは沖縄生まれ。そして出会って建てる新居はちょうど真ん中の茅ケ崎。ぴったりとバランスがとれている。
 新築の家も良いバランスの設計ができた。
 アメリカン建築様式のカテゴリーの中に入れるとすれば、「ジョージアン様式を意識したフェデラル」となる。
 左右対称のルールを重んじながらアメリカの古典的な装飾を施した外観。
 1月早々地鎮祭の予定。竣工は夏を予定。ご期待下さいまし。

2012.12.29 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Dec 27
(Thu)

アメリカン・グラフィティの車


 1973年アメリカ映画「アメリカン・グラフィティ」にはオールディーズの名曲と共に、古き佳き時代のアメリカの車がたくさん出てくる。
 中でも、主人公のポール・ル・マットが乗る黄色の1932年フォード・クーペはつとに有名。ボンネットの中のエンジンをむき出しに見せ、屋根を切り詰め低くしたホットロッドは陽気でやんちゃなアメリカン・グラフィティ(アメリカの落書き)そのもの。この映画のアンバサダー、全権大使。
 その影に隠れて、1940年のフォード・クーペがパトカーで出てくる。地味で登場シーンも少ないが、なかなかどうして、これが今やアメリカでは人気急上昇中の車なんだそうだ。
 すでに72歳になる車両でなんらかの手を加えないと走れるものではないが、それでもどうにかこうにかして日常使える車に仕立てて走る。
 こいつぁ、かっこいいねぇ。ボディーが傷んでいればいるほどかっこいい。座席なんかもほころんでいればいるほど味がある。古びたジーンズのように使う。
 いいですなあ、こういう車との付き合い方。
 

2012.12.27 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Dec 25
(The)

パタゴニアのカタログ


 今日は12月25日、クリスマス。とうとうL.L.ビーンのカタログは来なかった。クリスマス・キャンペーン号がダイレクト送付されると思っていたがやってこなかった。
代わりにパタゴニアのカタログがきた。
 同じアウトドアアパレルなのにL.L.ビーンとはちがってきれいなモデルさんは出てこない。創業したてのころカタログの制作予算がなくてモデルさんなど使うのはもってのほかだったというのは本当の話。代わりに、パタゴニア愛用者からの投稿写真を使っていたそうだ。パタゴニアのあるシーンは誰でもが暖かくなれるぞ、と。
 この頃の写真は投稿写真ではなく、企画されたちゃんとした写真。それでもきれいなモデルさんはでてこない。プロフェッショナルなアルピニストがたき火で暖をとるシーンとか、牧場で早朝、牛にえさをやるシーンとか、寒々しい中にも暖かさを演出するストーリー仕立ての写真。
 思わず共鳴してしまう。
 しかしですよ、L.L.ビーンのクリスマス・キャンペーン号を送ってよこさないというマーケティング。相撲でいえば「けたぐり」という技ですよ。

2012.12.25 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Dec 22
(Sat)

雨宮さんの家


 暮れもおしせまり、無事に今年も終える頃、雨宮さんの家がとうとう着工になった。竣工は来年3月下旬を目指す。
 確認申請までが長かった。設計にどれだけ時間がかかったか。
 というのも、かつて雨宮さんには、弊社とめぐり合う前には、設計のトラウマ事件があったと聞いている。その事件により、家を建てることを一年間ためらっていたという。どういった事件だったのか、その詳細は聞いているが、ないしょ。
 ともかくよきお住まいになることには間違いない。

2012.12.22 Kiyoshi Nishinomiya