2012
Nov 12
(Mon)
この時期になると、
この時期になると、私、カウボーイになりたくなる。去年も、一昨年もそうだった。不思議とこの時期だ。
茅ケ崎に住んでいるのだから、海をフィールドとした生活を楽しめばいいんだけれども、そう思えるのは7月8月の2ヶ月間だけ。わずかに持続したところで9月のお彼岸まで。
この夏は知合いのTOKOさんがパドル・サーフィンの専門雑誌を創刊したこともあり、カウボーイはあきらめて海人の道をたどろうと決心したはずなのに。
そうはいかなかった。
7月8月を除いた10ヶ月間。私、牧場で草を刈り、堆肥を作り、牧草を馬にやって、牛、アヒル、カエル、ガラガラヘビなんかとともにと暮らす夢を抱くが、いつも半ば途中となる。
とりわけ馬である。乗馬の技術ではなく、必要とする土地の広さ。この壁に毎年あたってしまう。馬をはずすより他はないか。
かといって、馬を持ってないカウボーイでは恰好がつかない。
2012.11.12 Kiyoshi Nishinomiya
築40年のお宅からシロアリ駆除の依頼があった。床下にもぐってみると、シロアリの被害がしっかり見えた。このころまでの建築の基礎はまだ、布基礎(ぬのきそ)が一般的だった。床下の土が丸見え。土中の湿気があがってきてシロアリの巣の温床になりやすい。それでも、よしとした時代だった。
私たちはコンクリートで覆われたベタ基礎を採用。100年使い続ける家造りを目指す。
そして、昨日来た「ドゥーパ!」編集長・関根氏のメール。
「本当は、これからの家っていうのは、小さくていいんじゃないか。大きいとたくさんのモノを買ってしまうし、たくさんの電力も必要になってしまうし、経済が成長し続けることはありえないという前提に立ったら、より人間的に暮らせるのは小さな家なのかもしれない、なんて考えてます」
視点は長持ちする家ではなく、消費を抑える家にあるようだ。
壊れない家。小さい家。これから向かうところなんだろうか。
2012.11.09 Kiyoshi Nishinomiya
築40年になろうとするお宅からシロアリの駆除を依頼された。畳を上げて見れば確かに根太がシロアリに食われていた。被害をおさえるため駆除の日程を定めた。補強する部分を確認した。まずはこれで一安心。
さて。畳を上げずしてお住まいの方はどうしてシロアリの被害に気づいたんだろうか。勘だったという。踏むと畳がぶかぶかしてきた、家ダニが発生してきた。そうした伏線を実感していたという。
私の親しい友人に不妊治療で日本の第一人者と呼ばれる名医がいるが、彼はいつも「患者の勘はほとんど当たっている」という。精密な検査結果よりも、患者の言うことの方がはるかに真実に近いらしい。
家も体も器と考えれば、身をもって接している本人が一番よくわかるということか。
シロアリはアリの仲間ではなくゴキブリの仲間。枯れた木のセルロースを好んで食べるが、窮鼠猫を咬む、いざとなったら何でも食べるんだそうだ。
17世紀の終わりの中国。清の時代。役所の倉庫から相当量の銀がなくなった。倉庫の隅にシロアリの巣があった以外に不審な点はなく、試しにシロアリを炉に入れて焼き殺したところ、炉から銀が出てきたという記録もあるそうだ。
シロアリの発生。もしや、と思ったら焼き殺してみるのも選択肢。床下から先代が隠していた金銀宝石、ざくざくかもしれない。
2012.10.25 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Sep 15
(Sat)
ティーズ・エステートには
今日オープンのティーズ・エステート。そこには弊社の看板も掲げられている。レースのハートが目印。私の作。20年前のフォトショップとイラストレーターを交互に駆使してつくった。通りかがりの際にはご覧あれ。
2012.9.15 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Sep 15
(Sat)
ティーズ・エステート開店前夜
鶴嶺通りの不動産のおみせ「ティーズ・エステート」が9月15日にオープンする。
その開店前夜。ひととおりの準備はすっかり終えた。日が沈んだ頃に照明をつけてみると、おおっ、そこはディズニーランドじゃないか。ここで何千万円の不動産売買を扱うところとは思えませんが、いいぞ、これぞ今日の不動産のおみせ。期待感、そういう明るさがこの業界には必要です。一生に一度のマイホーム。夢を売らずして何を売る。これからの活躍が楽しみです。
2012.9.15 Kiyoshi Nishinomiya