2011
Aug 05
(Fri)

ナス豊作


  

 藤沢片瀬山モデルハウスのナス。いきなり豊作。
 苗を植えたのがちょうど一か月前のこと。
 強くたくましくと元肥に骨粉混じりの油粕を施した。
 それでも心配。害虫に葉を食われては大変。無農薬栽培を願う家内に、夫婦の仲きれい事だけで済むわけはないと、隠れて消毒噴霧した。
 やっと、ひとつ実ったが、その後が続かず。紫色の小さな花、咲いては落ち咲いては落ち。さっぱり結実せず。
 思案に暮れていたところ、トマトトーンという結実促進剤を知った。さっそく試した結果が、いきなりナス豊作。
 ナスば成る。
 「あら。無農薬野菜、やればできるじゃないの」
 ひとの苦労も知らず、やがて、そうのたまう家内の声が聞こえた。

2011.8.05 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Aug 04
(Thu)

島本さんのフェンス



 
 島本卓也・美好さんの家には、遊びのガレージと稼ぐためのドッグトリマー室がある。衣食住遊職が混然一体となった家に、人間4人、犬猫5匹が暮らしている。
 玄関といわずガレージドアといわず窓といわず、壁面となる場所は犬関連のポスター、ブリキ看板でおおわれている。
 このたび、境界フェンスにも同種のものがお目見えした。
 炭酸泉ペットソーダスパの垂れ幕。
 炭酸が多く含まれる温泉で、ワンちゃんの血行促進に役立ち、毛並みもツヤツヤサラサラ、夢のスパ、という内容。
 島本家の並はずれた情熱を垣間見る思いだった。
 本格的営業は今年末までにはと聞く。この情熱に負けない開店祝い、相当な努力で通常の概念を破っておかなければならない。

2011.8.04 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Aug 03
(Web)

ガレージドアを取り替える


 茅ケ崎南湖モデルハウスのガレージドアをあさって取り替えることになった。
 慣れ親しんだコンゴー産業・ルート66・ライセンス・木製ガレージドア。オーバースライダー式。
   電動ウィンチが天井にまきあげる。木製ならではの心地よい響きに、ミシミシギシギシ、古き良き時代のアメリカへ引きずり込まれる。木造ジェットコースターのきしみ音がよけいな恐怖をあおる同種のシズル感。
 人も車もバイクもハードボイルドな世界にたっぷり浸った2年間。そのドアを惜しげもなく取り替える。
 次のガレージドア。やはり、またまたコンゴー産業・ルート66ライセンス・木製ガレージドア。
 この夏公開のピクサー映画「カーズ2」をモチーフにしたというデザイン。
 コンゴー産業・高藪氏が持ち込んできた膨大な企画書、それは机に積上げると十数センチ。高藪さん馬にでも食わせるほどの量ですね。馬は紙は食べませんよ、ヤギじゃないですか。
   その幾多のアイディアの中から生まれたのがこのたびのガレージドア。
 「カーズ2」を盛り込む。ドクハドソン、メーターら、あのキャラクターまじり?ディズニーのライセンスも加えたか?
 公開は8月6日土曜日から。キャンディハウスのガレージセールも同時開催。ふるってご来場くださいまし。

2011.8.03 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Aug 02
(The)

関さん10年目



 
 関雅信(せき・まさのぶ)さんの家。アメリカ東海岸発祥のニューイングランド様式。それにカリフォルニアの陽気さを象徴して、マスタード・イエローの外壁と白のコーナー、ルーパーシャッターでアレンジした家。それがそろそろ10年目。
 外壁の塗り替えを賜った。ご注文は新築時と同じマスタード・イエロー。
 つらぬきましたねぇ、関さん。
 ペパーミント・グリーン、シャーベット・オレンジ、ブリティシュ・ローズ・ピンク。こうした誘惑もあったはず。
 もっと加えると、パーティー・ピンク、ボストン・クリーム、シャイ・バイオレット(内気なバイオレット)、エコー・レイク(湖のこだま)、ファイアー・ワークス(炎の仕業)などなど、わけわからん色も。
 関さん、迷いがなくて良かった。
 米国ベンジャミン・ムーアペイント社のカラー・サンプルは5000色以上。それらすべてに名前が備えられており。マイルド・ウィンド(穏やかな風)、シャドウ・ドリーム(夢のなごり)、サイレント・フォグ(静寂な霧)。
 色をあわらすというより心像の域。どなたがお付けになった?

2011.8.02 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Aug 01
(Mon)

ナス再び



 
 藤沢片瀬山モデルハウス。竣工後、もったいないからと私と家内、チョイ住みのつもりがまだ住んでいる。もう2年がたつ。
 この夏、ナスを植えた。ひとつ実はなったが、後が続かず思案に暮れていた。調べてみたら、トマトの結実促進剤にトマトトーンというものが市販されていた。トマトはもともとがナス科ナス属。より原始的な植物に効かないはずはない。便利なスプレー式。試してみら、やはり、実がついた。
 ナス再び。
 トマトトーン。ある種の成長ホルモン剤だという。薬物を嫌う家内。このたびのナスも無農薬栽培だと信じ切っているが、ホルモン剤使用ナスと知れば、なんという。
 だから、言い訳は用意した。
 風、虫などにより花粉が運ばれるのが受粉のしくみ。 このトマトトーンは主成分が砂糖水なんだよ。蜜を求めて集まった虫たちが花粉を運んだんだよと。

2011.8.01 Kiyoshi Nishinomiya