2012
Dec 04
(The)

ジーンズとウエスタン・ブーツ


 昭和31年生まれの私はジーンズを中学2年生の時、はじめてはいた。今から42年前のこと。VANを中心としたアイビー・ファッション幕開けの頃だった。
 当時、ジーンズはまだアイビーの主流のワードローブには入っていなかった。すそが細めのコットンパンツがその代表選手。だから私は親にVANのコットンパンツを普段着にせがんだんだけれども、「こちらの方が丈夫だよ」と、ジーンズを買ってもらうはめになった。今思えば、「こちらの方がお安いのよ」と言っていたのかもしれない。
 以来、いくつのジーンズをはいたかは覚えていなすが、ずーっと、ジーンズにお似合いの靴に悩み続けてきた。コンパースのバッシュ、ハルタのコインローファー、リーガルのデザートブーツ、セダークレストのデッキシューズ、などなど。
 しかし、どうもしっくりこない。かかとである。ジーンズのすそは堅く、靴のかかとの内側に気づかないうちに入ってしまうと、もう出てこない。
 巡り巡り、今では、やはりウエスタン・ブーツがベストだと落ち着いている。この取り合わせが一番足が長く見える。
 しかし、それも限定的に履かなければならないと自ら戒めている。せっかく動きやすいジーンズなのに、ウエスタン・ブーツは人の動きを鈍くする。歩く走る跳ぶ。実に不向きな靴である。
 生活環境によって、カロリー消費が大きく作用される、私、難しい年頃なのである。

2012.12.04 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Dec 03
(Mon)

八木さんのウエスタン・レッドシダーのウッドデッキ


  竣工直前の八木さんのウッドデッキがどんどん出来上がってきた。ウエスタン・レッドシダーの芳香もぷんぷん。フィニッシュはオイルステン仕上げ。いいウッドデッキになりそうだ。
 急に冷え込んできた今日この頃。雪でも降ったらさぞかしお似合いでしょうなあ。

2012.12.03 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Dec 01
(Sat)

八木さんの家、間もなく竣工


 八木さんの家が間もなく竣工する。ただいま工程は外に設置のウッドデッキの組み立て。素材はウエスタン・レッドシダーを使う。
 ウエスタン・レッドシダー。カナダ産の米杉の一種。腐食に強く雨ざらしによく耐える。木の芳香もあり、どことなくアーリーアメリカンの雰囲気を楽しむことができる。
 今日から12月。八木さんの家もこのシーズンになるとグッとクリスマスツリーがよくお似合い。

2012.12.01 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Nov 29
(Thu)

落合氏


  サードギアに入ったまま動けなくなってしまった1964年式のフォード・トラック。故障発生から10日目、ようやくお待ちかねの天才エンジニアの落合氏が出張修理にやってきた。
 仮りに直った。あくまで仮り。だから公道を走るまでには程遠い。モデルハウス内のじゃまにならない場所に移動できただけ。
 落合氏に故障の原因を聞くと、
 「もう古いからですよ」、と明確にもそっけない答えが返ってきた。
 そりゃあ、わかってるが、古いから今後どう本格的修理がなされるんでしょ。なんたって相手は落合氏である。丁寧な口調で再び尋ねた。
 「年内の修理はもう混雑しているんでございましょうねぇ」
 「もういっぱいです」
 「では、年明けまでは、このトラックはこのままの場所に置いておきます」
 「そうですねえ。再来週あたりに取りにまたきます」
 やはり、天才エンジニアである。落合氏の頭の中では再来週はもう来年である。
 「わかりました。車の搬出がしやすいように、お正月の角松はよけておきましょう」
 落合氏とのお付き合い、こちらも凡人であってはいけない。

2012.11.29 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Nov 28
(Web)

L.L.Beanカタログ


 前回L.L.Beanのカタログが郵送されてきたのが11月10日のこと。次回はクリスマスプレゼントシーズンに照準を合わせて12月8日頃じゃないかと読んだが、11月28日には届いていた。早かった。
 しかし、このたびの表紙はすでにクリスマス色が濃い。雪降る中を仲睦まじく歩く男女の背景にはもみの木の林。ここにクリスマスリースがはめ込まれれば立派なクリスマス号。
 マーケティング部もこしゃくですなぁ。私、次回は12月8日に届くとまだ思っています。 

2012.11.28 Kiyoshi Nishinomiya