2013
Jul 24
(Web)

今西さん地鎮祭


 先週の7月19日・金曜日、今西さんの地鎮祭が行われた。
 今日は涼しいが、その日は暑かった。日陰も探せず皆汗だくだった。
 その中で第六天神社の神主さんただひとり涼しい顔。夏用装束が功を奏していたわけではなく、「この歳になりますと新陳代謝が悪く、このくらいの陽気の方が血のめぐりがいいですな」と、汗ひとつかかず。
 その神主さん曰く、「今年は千年夏なんだそうです」
 千年に一度の猛暑の年なんだと力説する。はたして千年前に温度計なんかあったんだろうか?
 「記録が残っているのですよ。その年の唐招提寺の鋳造の仏像が五分伸びたんだそうです。それ以来の千年夏の暑さなんですと」
 千年夏ねえ。
 その会話を傍で盗み聞きしていた弊社社員田辺が、千年夏を天然夏と聞き及び、いつもいつも夏は天然ものじゃございませんか、と話に加わってきてしまい、一層、体はうだった。

2013.7.24 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Jul 23
(The)

Tさんの外壁フィニッシュ


 ニシノミヤ・ストリート浜之郷のTさんの家の外壁工事がほぼ終わった。
 ラップサイディングの部分は東レのアンティークなブルー、メーカーではペールブルーと呼んでいる、それを北海道出身のご主人が選んだ。
 オーバーハングした金ゴテ仕上げの部分は、薄ーい色のピンク。迷いに迷い沖縄出身の奥さまが選んだ。
 おふたりの育った環境が垣間見れる思い。
 アメリカ建築史も入植したイギリス人とフランス人、イタリア人とドイツ人など、異人同士が出会って結婚して、そして、おらが国の住まいぶりをぶつけ合って発達を見せた。
 ニシノミヤ・ストリート浜之郷でもそうした融合が観察できる一例だ。

2013.7.23 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Jul 22
(Mon)

田中さんの鉄棒?


 弊社始まって以来の最年少建築主・田中さん。家の引き渡しが去年。まだ22歳だった。今年は23歳。
 その田中さんの家の駐車スペースに、いつのまにか鉄棒のようなものがついた。田中さんの職業柄、たぶんお手製のものだと思われる。隣接する道路ぎりぎりに設置されてはいない。敷地内の奥まったところで納められており、相変わらず田中さんの穏やかな性格がうかがわれる。
 さて。本当に鉄棒なんだろうか。試しにこっそりと逆上がりをしてみた。56歳の私。くるりと回りながら、最後に逆上がりしたのはいつだったんだろうか、と記憶をたどる。何なくできたので、今度は背面逆上がりをしてみた。中学の時、体育の授業でこの背面逆上がりができたのはクラスでもひとりかふたり。私は鼻高々だった。
 しかし、今やもがいても背面逆上がりはできなかった。
 その途中で、これは鉄棒ではない、と気づく。背面逆上がりを娘に会得させるためにわざわざしつらえたとは思えない。
 ぐるりと周囲を回ってみた。布団干しか。
 弊社社員に聞いてみたら、2週間ほど前からあるんだけれど、布団は見たことないっすよ、と。
 そういえば、去年第2子が誕生している。そのためのブランコ。その用意周到な準備かもしれない。

2013.7.22 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Jul 19
(Fri)

Tさんの家・外壁


 ニシノミヤ・ストリート浜之郷のTさんの家の外壁のフィニッシュ。ラップサイディングの部分はクラシックな落ち着いた色のブルーだが、オーバーハングのところは迷いに迷われピンク色になった。
 私はセオリー通りオフホワイトを勧めたんだけれども、そうはいかなかった。奥さまがお気に召した色が薄いピンク色。
 太平洋高気圧もしっかりと張り出した7月も半ば過ぎ。ここ2-3日のうちにたちまちピンク色に塗られる。ひやりとするが、冒険的組合せ。ちょっとそそられる。

2013.7.19 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Jul 13
(Sat)

三橋さん建築予定地


 三橋さん建築予定地に地質調査が入った。
 茅ケ崎市・鶴嶺神社参道から外れること約100mのところ。埋蔵文化財調査地には入っていた。
 建築確認申請がおりると、茅ケ崎市教育委員会の担当の人がスコップ片手に地面を掘りに来るとは聞いていたが。足先でスコップを踏んでちょっとめくる程度だと思っていたが。
 実際にはユンボで身の丈ほども掘って、はしごで底まで降りて行って、あるかないかの土器探し。
 ないようだった。もしあったとしたら、考古学者発掘調査レベルに発展したら、着工は先に延びてしまったんだろうか。

2013.7.13 Kiyoshi Nishinomiya