2011
Oct 07
(Fri)

YUMAの弾き屋・家ができるまでSTORY


  「YUMAの弾き屋・家ができるまでSTORY」のコーナーを設けた。
 「家はどうやって建築される?」とのお問い合わせが多くなってきた。出来上がりの家については、一見するしかないんだけれども、住まう私たちが望む家造り、目につく工事現場をあちこち見てもなかなか参考にすることが難しいとのお声のようだ。
 そこで、神奈川県葉山町に建築中の例をとって解説することにした。もちろん、建築主さんのご了解は得てございますよ。
 HP上部の「YUMAの弾き屋・家ができるまでSTORY」の荷造り札をクリックして展開。
 お楽しみくださいまし。 

2011.10.07 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Oct 06
(Thu)

番組企画


 友達がテレビ番組制作プロダクションのプロデューサーをしている。
 地方局では、質の高いフィラーがなく困っているらしい。早急にフィラー企画をいくつか提出したいとのこと。
 フィラーとは、番組と番組の間に隙間が生じた場合に、クッションとなる連続形態のミニ番組のこと。代表的なものがテレビ朝日「世界の車窓から」
 コンゴー産業の高藪氏が、そいつは面白そうとガレージにまつわる番組企画を作っているが、友達プロデューサーが、「君もなにか作ったら」とけしかけてきた。
 そうだねぇ、企画としてウンチクを語れるとしたら「アメリカの家」しか見当たらない、海外ロケだからおそらく制作費もばかにならないだろう、と答えると、企画は当たるも八卦当たらぬも八卦だから面白ければいいという。
 そういういい加減な企画だったらいくらでもできる。 「ブレイクを待ちわびる世界のファッションモデルたち」「世界の辺境インディオ・ジャーニー」「ゴールドラッシュで儲けた人・損した人」「5000種のトウガラシを食す」
 なんだかばかばかしいくらい面白いが、そんな暇もない。
 「アメリカの家」ひとつだけで勘弁してもらおう。

2011.10.06 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Oct 05
(Web)

武田修宏さんと


 「ドゥーパ!」学研のDIY雑誌・11月発売号の表紙撮影が、昨日、秋の日ざしが心地よい日、茅ケ崎市南湖モデルハウスで行われた。 表紙のモデルには元Jリーガーの武田修宏さん。
 撮影前に雑談をしていたら、武田さんは「こういう家を建てたいと、ちょうど思っていたんです。この家の建築費はおいくら?」と、きた。
 世間話がいきなり商談になった。建築候補地の路線価について相談を受ける。建築設計のスタートと建築期間を求められる。住宅設備機器のイロハの質問。
 カメラマン・松村映三さんの撮影の準備が整い、商談はいったん中断。
 武田さんはやはりテレビで観るとおりの人だった。松村さんの注文にホイホイと応える。「ドゥーパ!」用のカットがすぐに撮れた。
 再び商談続行と思いきや。
 武田さんはやはりテレビで観るとおりの人だった。着替えを済ませると、「お世話になりましたぁ!」と元気よく手を振って帰っていった。
 これが、Jリーガー・FWたる集中力である。見習わねばならない。
 
 「ドゥーパ!」学研のDIY雑誌・11月発売号は11月8日発売。定価980円(税込)。最寄りの書店までどうぞ。

2011.10.05 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Oct 04
(The)

太田さんの家の遮熱エアテックス


 太田さんの家の全体にフクビ遮熱エアテックスが貼られた。曇り空の下で見ても、アルミ膜がNASAチック、銀紙チック。
 ピンク色の弊社ロゴが時ならぬ2.14バレンタインデーのチョコレート思わせる。
 バレンタインデーといえば、私、遠い過去の青春の話もありました。
 私の生まれ育った家の3軒隣りが桑田圭祐くんの家。大学時代、桑田くんはすでにスター。バレンタインデーの日には家の前に朝からずらりとファンの女の子たちが並ぶのですよ。大学に行って、チョコなしの空振りに終わったその日の夜に戻っても、まだ、ひとり立っている。
 「もう時間切れだから、あきらめたら」と忠告したら、
 「しょうがないから、あんたにあげるわよ」と。
 当時人気のファッションモデルの山口小夜子を気取ったボブカットの女の子。好みの娘でしたねぇ。でも、桑田くん用のチョコを、何も言わずにもらうわけにもいかないじゃありませんか。
 「11個目だよ、今日は。それでのよけりゃ、もらってやるよ」
 加えてお調子に乗って、言わなきゃいいことを。
 「勝手にシンドバッドは、オレをモデルにして圭祐が作ったんだよ」
 その夜、私は、劣等感、焦燥感、罪悪感だとかがいっぱい充満した自分の部屋で、チョコレートの包み紙を開いていたことを、思い出しますなぁ。

2011.10.04 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Oct 03
(Mon)

10年経過、鈴木さんの家


 鈴木さんの家はちょっと凝っている。屋根にドーマーが三つ。一階には白い大きな造作出窓がふたつ。レンガタイル貼りの壁にアクセントにふたつの煙突。
 白い大きな造作出窓は、モルタルに白ペンキで仕上げた。相当な重量の構造物なので、ここは鉄骨組みにした。
 10年が経過したが、デザインも色あせることがないできばえ。2-3年前に鈴木さんからメールを頂戴したことを思い出した。幾度となく秋風に吹かれても、我が家にあきは来ず、といったおほめのメールでした。

 

2011.10.03 Kiyoshi Nishinomiya