2011
Sep 26
(Mon)
平和町の八木さんの2ndプラン
茅ケ崎市平和町の八木さんの2ndプランの提案の日が迫った。お披露目は10月8日土曜日10時から。
かかる設計士は私と細井ちゃん。ただいまふたりの間で激しい意見交換の日々。私は1900年初頭アメリカで流行ったアメリカン・ヴィクトリアン様式を気取りたいと、多角形の部屋とカバードポーチのある家のスケッチをサラサラと描く。それに細井ちゃんが「ここの構造はややこしいですね、ここのおさまりは検討が必要ですね」と、エンジニアチックな理論を重ね合わせるのだが、このたびは細井ちゃんのリアクションが極めて遅い。
丸一日返事がない。どうしたことかと電話を取ろうとしたところへ細井ちゃんから電話。
「高熱をだしました。40度の熱です。風邪でもなく下痢でもなく、体調を崩しました。作業が遅れてます」
たしかに声は不健康っぽいが顔色はわからない。耳を澄まし電話の背景の音を聞き分けたが、疑惑の雑音はない。やはり自宅か。
「平和町にアメリカン・ヴィクトリアン様式の家。いいマッチングじゃないか」
とたたみかけたが、40度の熱と聞けばお大事にとしか言いようがない。
2011.9.26 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Sep 20
(The)
大橋さん家の犬
去年の夏に竣工した大橋さんの家に犬がいた。今まで犬がいたとは知らなかった。聞けば、かれこれ半年ほど前から飼っているという。
すこぶる人なつこい。見知らぬ人が近づいてもうんともすんとも言わない。だから、今まで気づかなかったのか。まず番犬の素質はない。疑うことを知らない。私もかくありたいと思う。いちずに迷わず日々生きている様子。
「一を抱き、天の式となす」とは、老子第22章。
たとえ多才な能力を持ち合わせていたとしても、迷うことなく、ひとつの道を積み上げ努力していけば、きっと世の中のお手本になる、との教え。
大橋さんの家の犬は何を努力しているのか、それは謎だが、人生に迷い戸惑いはみじんも見られない。
「小太郎」だか「小次郎」と呼ばれていたが、「小梅」「小雪」と呼ばれたって、きっと、振り向くに違いない。
2011.9.20 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Sep 16
(Fri)
ダルトン・ガレージセール明日、あさって
ダルトン・ガレージセール、明日、あさっての開催。
すでに昨日藤沢片瀬山モデルハウスのガレージにはダルトン製品がぎっしりと搬入された。
D.F.S町田店の池田店長、人呼んでダルトン池田。かなりの張り切りようで、開催時間を一時間繰り上げて10時スタートにするらしい。私もほしいものがたくさんたくさん。しかしインサイダー取引は中止と宣言されてしまった。残り物から良いものを見つけようと思う。
明日、あさっての2日間のみのガレージセール。お見逃しなく。
2011.9.16 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Sep 15
(Thu)
「ユマの弾き屋」の足場工事
「ユマの弾き屋」の足場工事が終わりつつある。いよいよ次は骨格を作るフレーミング工事。おおよその外観が出現する。森をバックにした高台に位置する。二階の位置から南を見ると水平線が見える。
とあるアーティストさんの自宅。アーティストさんらしい感性が内外ともにプンプンのデザインの家。
これから家づくりをする方たちの参考になればと、このHP上で細部にわたり解説するコーナーを設ける予定。もちろん。建築主さんのご了解済み。
ただ、建築主さん、「名前などの人物が特定できてしまう表現は避けてほしい」とのこと。
ずーっとずーっと正体を隠したままのレポート。工夫をしてまいろうかと存じます。
2011.9.15 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Sep 14
(Web)
雪の日の茅ケ崎南湖モデルハウス2
茅ケ崎南湖モデルハウス。2棟のモデルハウスがある。ひとつは、アメリカン・ヴィクトリアン様式の家。もうひとつはコロニアル様式の家。
そのコロニアル様式の家は小粒だがピリリと辛いサンショの実。外壁が天然石で覆われている。偽石でもレンガブリックでもない乱形の天然石。ジグソーパズルのように隙間なくアーティスティックなセンスを伴って組貼られている。
まだまだ残暑が厳しい折、いつか降った大雪の日を思い浮かべる。街中のログハウス、そんなたたずまい。防火地域にログハウスを建てるのは困難だが、石貼りの家は基準にかなう。
ただいま、「キャンディハウス」と称して輸入雑貨、トイストーリーグッズなどのショップとして活躍中。土日には多くのファンがやってくる。
2011.9.14 Kiyoshi Nishinomiya