2014
Mar 15
(Sat)

リアリティということ


 細井ちゃんの設計した立面図にフォトショップで色付けをした。少しでも机上のプランに臨場感が加わるように。
 作業の途中にふと「リアリティ」とはなんぞやと検索してみたくなった。web上にたくさん書かれていた。その中でも特別目を引いたのが、22歳のイタリア人Diego Fazoという人の鉛筆画だった。
 水を浴びる女のひと、目を閉じ両手を頭につけ、どこか悩みや悲しみやをほぐそうとしている鉛筆画。ちょっと目には、いやじっくり見ても写真としか見えないが、正真正銘の鉛筆画だという。
 作者はもともとタトゥー職人なんだが、江戸時代の日本画に興味を持ち身近にあった鉛筆で女性を書いていたらこの域に達したんだそうだ。美術学校も出ているとは思えぬ22歳。根気と洞察力で圧巻している。
 フォトショップの立面図と並べてみたら、やはり私は凡人に思えた。

2014.3.15 Kiyoshi Nishinomiya

2014
Mar 12
(Web)

F様邸基礎工事


 F様邸基礎工事も中盤にさしかかった。
 もちろんおなじみの細井ちゃんによる設計だが、ちょっと強固すぎませんかねぇ、と他ハウスメーカーの基礎工事職人さん達が見学に来ては手間がかかると難儀がる。専門用語で言えば、スラブ筋200㎜ピッチ、縦筋300㎜ピッチという非常に密度の高い構造。これを私たちは良しとし誇りに思っており、だからこの工事は相原くんにしか任せられないわけで。
 強固な基礎は時間がかかり、すでに工程は4日遅れ。。Fさんご家族の引っ越しは7月26日に決定。また時間との戦いになってきた。

2014.3.12 Kiyoshi Nishinomiya

2014
Mar 10
(Mon)

クリスマスローズが花を咲かせた


 先月の2月は度重なる大雪だった。今月に入ると、片瀬の花壇に植えたクリスマスローズ、いつの間にかつぼみをつけ花を咲かせた。
 「クリスマスのバラ」の名前からすると12月に咲くのかと思えば3月だった。花壇にある花のうち最も開花が早い。早春の花だ。
 早春の花といえば、私にとってその代名詞は「ぢんちょうげ」だった。大学時代はスキー部で、禁欲生活の合宿を終えて雪山から戻ると都会ではいつも「ぢんちょうげ」が満開。その妖艶な匂いに「春イコール恋の季節の始まり」ときまって思うのだった。
 歳を経て、気がつけば早春の花はクリスマスローズ。花壇に「おさい銭」があがっていることがある。一円玉、五円玉、十円玉。向かい側のパン屋さんの買い物ついでに立ち止まり目にとめてくれているようだ。
 クリスマスローズに恋の季節は感じられないが、道行く人たちのほほ笑みが感じられる。

2014.3.10 Kiyoshi Nishinomiya

2014
Mar 07
(Fri)

ニシノミヤストリート・鶴嶺


 新しいニシノミヤストリートを造ることになった。鶴嶺通り、正しくは矢畑萩園線という路線名、そこから派生する道。「ニシノミヤストリート・鶴嶺(つるみね)」と名付けた。
 この度は第一段階、10区画の造成。おととい、茅ケ崎市の開発審査課の森下氏、道路管理課の関根氏らと最終調整の話合いをもった。構想のスタートから30年。彼らはまだよちよち歩きだったくせに、それなりの口を挟む。弊社と近隣の土地所有者の方々の民間事業だが、しかたない、彼らと共に都市計画並みの環境を整えようと思う。
 茅ケ崎市による開発許可前。売主という立場からするとまだ契約に関することに触れることはできない。鶴嶺通りのティーズ・エステートの林氏が詳しいことを知っているので、ご興味がある方は是非そちらまで。

2014.3.07 Kiyoshi Nishinomiya

2014
Mar 07
(Fri)

F様邸の基礎工事


 茅ケ崎市・矢畑のF様邸基礎工事。スタートはしていたが、2月の度重なる雪の影響で延び延びになっていた。3月に入りようやく通常のペースになった。
 寸断された道路、つぶされた農業ハウスという被害があった甲信越程ではないが、それでも一週間おきに降った雪はどこの建設業者にもこたえた。
 遅れをひたすら取り戻す。
 Fさんご家族の引っ越しは早くも7月26日に決まった。

2014.3.07 Kiyoshi Nishinomiya