2014
Feb 04
(The)
新しいニシノミヤ・ストリート
人の顔は左右対称ではないと言われている。実際、自分の証明写真を真中から鏡映しにしてみると違った顔に見える。ほとんどの人がそのようだ。
だが、オードリー・ヘップバーンはそうではなかったらしい。左右対称の顔立ち。だから、あの清楚感がよけいに引き立ったのだという。
茅ケ崎市の鶴嶺通りに、今年、新しいニシノミヤ・ストリートを造る。
狙いは、
「just like Audrey、for 1000 Families」
「まるでオードリーのように、1000の家族のために」
1000もの区画が出現するわけではないが、多くの区画を予定。そして、オードリー・ヘップバーンのように清楚感漂うきれいな街並みを目指す。
そう大上段かぶると、大体が失敗する。小説にしても映画にしてみてもテーマが壮大だと結末がつまらない。
それでもこの度のニシノミヤ・ストリートは構想から30年。すでにシナリオは練りに練られている。
2014.2.04 Kiyoshi Nishinomiya
畑の作物。種類によっては1月中に作付けをする。キャベツ、小松菜、セロリ、人参。
寒い冬をしのぐと、ぐんと成長する力がつくんだそうだ。
茅ケ崎の鶴嶺通り面した一枚の畑を移動したのは、そんなことによる。
ふかふかの土を盛り足し、歩道に土がこぼれないように波型ビニールフェンスで仕切った。
日々日々、新しい苗が増えてくる。春蘭満の頃には収穫期に入る。そして、もとの畑には、新しいニシノミヤ・ストリートが開ける。
この冬、まずは畑の移動から。
2014.1.17 Kiyoshi Nishinomiya
2013
Nov 16
(Sat)
鶴嶺通りの細長い畑
茅ケ崎・矢畑の鶴嶺通りに細長い畑がある。約5メートルほどの幅しかない。茅ケ崎市道に面するが故、過去2回の道路拡幅計画にひっかかりやせ細ってしまった。それでもこの畑の地主さんはとても大切にしている。
この秋の度重なる台風でほくほくとした黒土が流出していまい、私たちはその補充を依頼された。
再び流出しないような防護策をしつらえる。どこの土でもいいとは言えずしっかりと腐葉土まじりの良質な土を探す。
予算はほとんどないから、知恵をださねばならない。
2013.11.16 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Jun 30
(Sat)
この頃のニシノミヤストリート
この頃の矢畑のニシノミヤストリート、家々が建ち並んできた。
青柳さん、田村さん、島本さん、國嶋さん、西川さん、木下さん、加藤さん、大木さん、金田一さん、横山さん。
弊社得意とするニューイングランド様式の家々。東レラップサイディングの外壁がなんともアメリカン。茅ケ崎市条例に基づく開発道路だが、コネチカット州とかロードアイランド州だとかそういったところにある街並みを目指したい。
2012.6.30 Kiyoshi Nishinomiya
道(みち)という言葉は、未知(みち)なるものという語源からきているらしい。
日本古来より、知らぬ道を行くことは未開拓地への通路。まさに未来に通ずるもの。一歩踏み出せばそこが明るい未来としてとらえられていた。
一方で、今やすでに作られた道路は地図などにより事前に知ることができるし、カーナビは優秀な道先案内人。既存の道路はどちらかというと一歩踏み出すためのものではなく、軌跡をなぞるもの。
弊社の仕事のひとつに新しい道を作ることがある。これがなかなか時間がかかるのだよ。
2012.6.16 Kiyoshi Nishinomiya