2012
Feb 17
(Fri)

渡邉実・瞳さん二階・躯体工事


 渡邉実・瞳さんの家の躯体工事は二階部分へに移った。
 まだ外観の全容はわからない。四角い箱の状況。ここから屋根がかかる、窓が入る、外装がお化粧される、電気工事がなされる、水道工事がなされる、ガス工事がなされる、室内ドアがつく、などなど。
 まだまだ控えている工程。
 3月上棟にむけてただいまピッチを上げている。
 この時期外は寒いが、実は天気が安定している時。雨にたたられずスケジュールどおり進むのがうれしい。

2012.2.17 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 15
(Web)

渡邉実・瞳さんの家


 渡邉実・瞳さんご夫妻の家の新築工事が佳境だ。
 躯体工事(フレーミング)の一階壁の段階まできている。
 耐震性・断熱性に優れているツーバイフォー工法では、①一階床、②一階壁、③二階床、④二階壁、⑤小屋組みという順で躯体工事が行われる。
 デザインは、左右対称のジョージアン様式を意識したニューイングランド仕様。
 躯体工事が終わるとその全容がほぼわかる。なかなか凝ったディテールに注目が集まる。

2012.2.15 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 15
(Web)

円高のミステリー


 円高がこうも続くとは、お釈迦様は知っていたんだろうか。
 円高のミステリー。
 日本が古い木造家屋であれば、アメリカは古い鉄筋コンクリートビル。
 古い鉄筋コンクリートビルから火災が発生してしまい、一時的に古い木造家屋に避難してきた。やがて火災は鎮火。そうすると、もとの古い鉄筋コンクリートに戻っていくんじゃなかろうか、そんな風に思っていたんだけれども、事情には多彩な局面が潜んでいるようだ。
 その謎をとく諸説本が書店にも並んでいる。真犯人はアメリカ。日本の蓄えを世界に散らすための陰謀だとか。または、普天間基地問題を押し通すための史上最大の作戦だとか。
 大変なミステリー小説、まるで007の世界です。

2012.2.15 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 14
(The)

辺境・近境 写真篇


 去年知り合った写真家の松村映三さんから著書を一冊いただいた。あの村上春樹と連れだって中国の裏街、モンゴルの草原、メキシコの村に出かけた記録「辺境・近境 写真篇」。
 十数年前の世界の辺境の様子だが、ひとえにたくましい。羊をしとめる男の、あやしげなカフェの女性の、自転車で粉袋を運ぶ少年の、力ずくの生活が描かれている。
 しかるに、このおふたりも、特別な免疫力と強靭な胃袋を持ち合わせていることがうかがえる。そうでないと、旅先で寝込んでいたに違いない。 

2012.2.14 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 09
(Thu)

マーヴィンのカタログに


 アメリカにマーヴィン社という窓メーカーがある。そのカタログ、何度となく作りかえられても載せられている家がある。いつだったか同社のカレンダーの1月の写真にも使われていたから、マーヴィン社お気に入りの施工例にある。
 私たちの家にもマーヴィン社の窓を採用することがあるが、かくも夢が形に描けるものだねぇ、と恐れ入ってしまうほどの家だ。
 体が人の心の小さな器だとすれば、家とは人の心の大きな器。
 この家からはそんな台詞がこぼれてしまう。 

2012.2.09 Kiyoshi Nishinomiya