2012
Feb 23
(Thu)

街でカウボーイを見つける方法



 
  カウボーイは秋に大量に草刈りをする。干し草は、冬、馬や牛の主食となる。新鮮な牧草でなくても充分用が足りる。カウボーイは干し草をいかに保存するかに気をもむ。
 タバコ。これが油断ならない。
 彼らは不用意に干し草に吸い殻をまぎれさせては大変と、タバコに火をつけない。タバコをかむ。それ専用に作られたタバコを口の中でニコチン・タールを滲みださせ味わってはき出す。それが正しいたしなみ方のようだ。
 噛みタバコは丸い缶に入っている。
 右後ろのポケットに丸いアタリがついているジーンズ、これをはいている人を街で見かけたら、その人はまずカウボーイであると思ってまちがいない。

2012.2.23 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 22
(Web)

渡邉実・瞳さんの家、屋根を乗せる


 渡邉実・瞳さん新築工事、とうとう屋根を乗せた。躯体工事(フレーミング)終了となった。古風な言い方で上棟(じょうとう)、棟(むね)をあげると言う。
 おおよそのボリュームを実感できる。
 これから、屋根・壁・窓などが入り、室内の仕上げ工程に移る。小気味のいいピッチで進んでいる。ぬかりはない。

2012.2.22 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 21
(The)

戻ってきたフォード・トラックF-100


 修理に出ていた1964年式フォード・トラックF-100が戻ってきた。
 おとといの土曜日、エンジニアの落合氏から修理完了の電話。翌日の日曜日の午前中に納車のスケジュールにあった。
 朝から家で待ちわびていると、11時55分、滑り込みの午前中という時間に落合氏から電話。
 「今、出たところですが、」
 まるでそば屋の出前の常套文句にニヤリとしたが、続く次のセリフにはどう返事してよいのか困惑した。
 「走っている最中に、エンジンが止まりました」
 納車されたはその日の夕方。あいにく私は不在。戻ると、家の庭にひっそりとまっていた。ダッシュボードを開けるとイグニッションキーと請求書が入った茶封筒がひとつ。
 エンジンが一回でかかった。さっそく30キロほど走ってみた。温まらなかったヒーターが効いていた。低回転のアイドリングの息継ぎがスムースだった。シフトレバーの気になっていた上下の遊びがなくなっていた。壊れていたメーター内のランプ、ウィンカーとオイル警告灯、がつく。降りてボンネットを開けるとラジエターの液漏れがない。燃料キャップが新しい。点火コイルが交換されている。エンジンルームが丁寧に清掃されている。48歳の車が10歳若返った。
 あらためて請求書を見ると部品交換と工賃、もちろん5%の消費税込みで51500円。
 落合氏。時間にうるさい注文さえつけなければ、類まれなるエンジニアだった。

2012.2.21 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 20
(Mon)

太田誠さんの家のウッドデッキ


 太田誠さんの家のウッドデッキ工事が始まった。
 太田誠夫妻が引っ越してきたのが去年の12月。暮れも押し迫ったある日。ウッドデッキはまだ備わっていなかった。残念ながらウッドデッキなしの年を越し。
 本来ウッドデッキ計画を含めた家だったが、引っ越し家具のサイズを計ってみたら、搬入がなかなか難しかった。
 そこで苦肉の策。引っ越しを終えてからウッドデッキ工事という順番になった。
 もう少し、もう少しで完成。ウッドデッキのある暮らしはもうすぐそこまで。春ですよ。

2012.2.20 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 18
(Sat)

加藤大(だい)さん地鎮祭


 昨日2月18日午前10時から加藤大(だい)さんの新築工事家の地鎮祭が行われた。
 朝から上々の天気、気温も8℃まで上がったが、あなどれなかったのが北から吹く冷たい風。天気予報でも「防寒対策はくれぐれも万全に」と報じていたが、そのとおりだった。
 加藤大さんご夫婦、ご家族は緊張感もあいまってカチンコチン。
 私、貼るホッカイロ3つでしのいだ。神主さんも装束の下にはたいそうな厚着をしてこられたんだろうか。
 神主さんは十間坂の第六天神社の桜井神主さん。
 「こんな寒い中でも、神様には充分願いは聞き届いているんでしょうか」と尋ねれば、
 「さて?天候にかかわりなく、いつも一方的なお願いなので、届いているかどうか」と答える。
 「ごりやくないんですか?」
 「いや、ごりやくはあります。それが神社たる存在が続いているゆえんですから」
 国学院大学・神道文化学部経て幾多の修行を積んでこられた方のお言葉。なかなか、あまたの広がりの余韻が残った。

2012.2.18 Kiyoshi Nishinomiya