2011
Oct 17
(Mon)

10月17日。私、55歳です。


 10月17日は私の誕生日。55歳になります。先日、友人たちによるお祝い。宮崎豊彦先生ご夫妻。赤沢啓子ちゃんに、森下久美ちゃん梨奈カロリーナちゃん親子も。名シェフ、マリオ・フリットリのイタリアンのお店、マリオ・イ・センティエリで。マリオは森下久美ちゃんの夫にして梨奈カロリーナちゃんのお父さん。
 マリオの特製のトスカーナ地方のなんとかというレモン酒。いやいやびっくりするほどおいしいんだけれども、未成年のカロリーナちゃんを除いてみんないっぺんでへべれけ。アルコールに弱い私にはおちょこ一杯がポイズン。翌日、寝たきりで動けませんでした。
 mario i Sentieri http://mario-frittoli.com
 本物のイタリア料理が楽しめるお店です。

2011.10.17 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Oct 06
(Thu)

番組企画


 友達がテレビ番組制作プロダクションのプロデューサーをしている。
 地方局では、質の高いフィラーがなく困っているらしい。早急にフィラー企画をいくつか提出したいとのこと。
 フィラーとは、番組と番組の間に隙間が生じた場合に、クッションとなる連続形態のミニ番組のこと。代表的なものがテレビ朝日「世界の車窓から」
 コンゴー産業の高藪氏が、そいつは面白そうとガレージにまつわる番組企画を作っているが、友達プロデューサーが、「君もなにか作ったら」とけしかけてきた。
 そうだねぇ、企画としてウンチクを語れるとしたら「アメリカの家」しか見当たらない、海外ロケだからおそらく制作費もばかにならないだろう、と答えると、企画は当たるも八卦当たらぬも八卦だから面白ければいいという。
 そういういい加減な企画だったらいくらでもできる。 「ブレイクを待ちわびる世界のファッションモデルたち」「世界の辺境インディオ・ジャーニー」「ゴールドラッシュで儲けた人・損した人」「5000種のトウガラシを食す」
 なんだかばかばかしいくらい面白いが、そんな暇もない。
 「アメリカの家」ひとつだけで勘弁してもらおう。

2011.10.06 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Sep 26
(Mon)

ストリート・オブ・ファイヤー


 佐々木さんと契約の日。約束の時間まで中途半端な時間が空き、ストリート・オブ・ファイヤーをDVDで見る。
 1984年アメリカ作品。ウォルター・ヒル監督。
 ストーリーや登場するバイクや車や街並み。やはり、何にもまして、ダイアン・レインがかっこいい。
 日本公開当時、私はかろうじて20歳代。ダイアン・レインのロックンロールステージに優るシーンがアメリカ映画史上のどこにあろうか。何度となく回した録画のVHSテープも擦り切れた。
 リッチモンドの片田舎の会場。ネオン管の光と交錯するスポットライト。スリットの入った赤いドレスのダイアンレインが四角いアルミニウムのボーカルマイク片手に歌う、踊る。熱気とタバコの煙にかすむ観客の両手が高々と揺れる。
 佐々木さんとの契約時刻も近づく。
 ダイアンレイン、思わず、体を前にくの字に曲げて熱唱。観客もそのセクシーポーズに、「I love you」の声、声、声。
 今や46歳のご婦人になったそうですが、かっこよかったですなぁ、ダイアン・レイン。
 契約を終えた佐々木さんは36歳。竣工は来年9月の予定。

2011.9.26 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Sep 20
(The)

大橋さん家の犬


 去年の夏に竣工した大橋さんの家に犬がいた。今まで犬がいたとは知らなかった。聞けば、かれこれ半年ほど前から飼っているという。
 すこぶる人なつこい。見知らぬ人が近づいてもうんともすんとも言わない。だから、今まで気づかなかったのか。まず番犬の素質はない。疑うことを知らない。私もかくありたいと思う。いちずに迷わず日々生きている様子。
 「一を抱き、天の式となす」とは、老子第22章。
 たとえ多才な能力を持ち合わせていたとしても、迷うことなく、ひとつの道を積み上げ努力していけば、きっと世の中のお手本になる、との教え。
 大橋さんの家の犬は何を努力しているのか、それは謎だが、人生に迷い戸惑いはみじんも見られない。
 「小太郎」だか「小次郎」と呼ばれていたが、「小梅」「小雪」と呼ばれたって、きっと、振り向くに違いない。

2011.9.20 Kiyoshi Nishinomiya

2011
Aug 31
(Web)

「人間の証明」


 先日、テレビを見ていたらジョー山中の訃報が流れていた。
 友人のながちゃんはジョー山中といえばフラワートラベリンバンドだというが、私は角川映画「人間の証明」のジョー山中しか知らない。
 これは大学時代に池袋の名画座で何回も見た。
 岡田茉莉子扮するファッションデザイナーは、かつて黒人アメリカ兵との間に男の子・ジョニーを産むが、生き別れとなる。大人になったジョニー、優しかったママ、ようやく探せたよと会いにやってくるが、名声をつかんだ母親はナイフで殺意を固める。
 当時、岡田茉莉子と森英恵の風貌はオーバーラップし、ジョー山中の生い立ちもジョニーそのまんま。何度見ても不思議なリアリティーを感じた。
 そのジョー山中の歌う主題歌「人間の証明」をTUTAYAから借りてきて聞いてみた。
 こういう懐かしのメロディーを聴くと、きまって、その時々付き合っていた女の子のことを思い出すんだが、ジョー山中の歌声は私の甘酸っぱいアルバムを開かせる呼び水にはならなかった。
 mama do you remember、から始まる曲に耳を澄ませば、3オクターブの音域をかけあがるジョー山中の肉声が、心を泣かせる。
 劇中、母親にナイフを胸に刺されたジョニーはさらに母親をかばう。「僕はママが遠くに逃げるまで絶対に死なない。逃げるんだ、ママ」
 ジョニーを演じるのはジョー山中自身。映画のシーンがただただ浮かぶばかりの名曲だった。

2011.8.31 Kiyoshi Nishinomiya