2012
Sep 07
(Fri)

フラフープの床下


 井田さんの新築工事がいよいよ佳境になってきた。基礎工事、床を貼る前にライフラインをはりめぐらせる。給水、給湯、ガス配管など。防食チュープが色とりどり。1mほどの輪を描けば懐かしのフラフープに見える。
 フラフープ。1958年アメリカで大流行したことを受けて日本では同年10月18日に都内各デパートで一斉に売り出された。一ヶ月間で80万本売れる大ヒット商品。ところが、腸捻転、交通事故など、フラフープで遊んでいた児童が幾多の災難に遭い、どこぞの教育委員会が禁止令をだすと途端にブームは沈静化。わずか40日で日本のフラフープブームは終焉した。
 私もフラフープを一つ買ってもらっていた。誕生日が発売日の前日の10月17日。当時2歳だったが、なんと腰でぐるぐる回していた記憶がうっすらとある。秋の暮れかかったじゃり道、隣りの子がまわすフラフープ、ポリエチレン管のにおい。
 50数年経った今日の床下のライフライン工事を見るときまって思いだす。

2012.9.07 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Sep 05
(Web)

ティーズ・エステートのオープン


 茅ケ崎市・鶴嶺通りの不動産会社ティーズ・エステートのオープン日が決まった。9月15日の土曜日。お客様専用駐車場も充実しいよいよ営業が開始される模様。もちろん弊社のインフォメーションも掲げていただける。
 当日はミニ・イベントの予定もありそうだ。先日、「ニシノミヤにヘリウムガスありませんか?」の問い合わせが新社長の林さんからあった。林さんは弊社の関連会社にプロパンガス販売会社があることを知っている。ティーズ・エステートの資本投下会社にもプロパンガス販売会社があるが、まず、こちらの顔をたてていただいたようだ。不思議だがほんとうの話だ。
 風船にヘリウムガスを詰めてグランド・オープン。晴れるといいですねぇ。

2012.9.05 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Sep 04
(The)

それでも稲村ケ崎三丁目


 まだ契約には至っていないので、ここではI氏とする。そのI氏が新居を建てて住みたい所は稲村ケ崎三丁目。高台にある100坪ほどの場所。絶景かな相模湾が一望できる。
 そこへ行くには森の中の300段ほどの石段をのぼっていく。下のコンビニから4-5本のペットボトルを持っていったらビニール袋の紐で指がちぎれんばかりだった。
 近くにはいつぞやの地震の崩落現場もある。それでも稲村ケ崎三丁目。I氏はそこに住みたいと狙いを定めた。
 トロッコを敷くことから始める。建築にあたって人力だけでは建材を運ぶのは骨だ。この計画が浮上した当初は、もう2年も前なんだけれども、ヘリコプターで上空から資材を落とそうと思った。それくらいの内陸の孤島化したところ。
 I氏の独断かと思えば奥さまもこぞって賛成する。一週間に一度だけ下に降りる生活を考えているとのこと。まるでターザンとジェーンのようだ。

2012.9.04 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Sep 03
(Mon)

下に埋まっていたもの


 古い家を解体すると下に埋まっているものは傷だらけのコーラだけではない。もっと重要なものが埋まっている。先日解体した現場から、鉛色の金属でできた容器がてできた。下半分は直径50㎝ほどの球形。上半分は基礎コンクリートに覆われていてよくわからない。その昔の不発弾のようでもあり、お釜のようでもあり。
 解体にあたった熊沢建建材さんは、ひょいとダンプに積んで廃棄場に持って行ってしまった。
 もっと観察したかった。ひょっとしたら特別なものを隠し入れた容器だったかもしれない。金塊とか小判とか。先住の方が慌ただしい引っ越しの際に掘り起こすのを忘れていったかもしれない。
 

2012.9.03 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Sep 01
(Sat)

ほんとうの話


 
 茅ケ崎市の鶴嶺通りに近々オープンする新会社ティーズ・エステートは不動産会社。とある平塚の不動産も手掛ける大手建設会社の傘下なのにその建物を弊社が設計施工した。不思議だがほんとうの話だ。
 新会社の社長さんやスタッフは設立登記、パソコン入力などに忙しく、会社のCI、HPやら看板のデザインは弊社が行った。不思議だがほんとうの話だ。
 とある平塚の不動産も手掛ける大手建設会社は、弊社と同じように関連会社にプロパンガス販売の会社も持つ。20年ほど前、そのプロパンガス会社ともめて裁判寸前の犬猿の仲だった。昨日の敵は今日の友。人生何が起こるかわからない。 

2012.9.01 Kiyoshi Nishinomiya