2012
Apr 21
(Sat)

リーバイス517をはく


 先日はラングラー13MWZを買った。ストレートのジーンズ。アメリカロデオ協会公認で本物のカウボーイを気取れる、そのはずだった。14オンスのヘビーデニム。動きやすいシルエット。それが魅力だった。
 ここ5年ほどブーツカットだった。ユニクロ、ギャップ、アルマーニ、ジャンキーハーツオリジナル。太ももが絞られているから長くもない脚が、おお、スラリと見えるじゃないか。ところが4ヶ月続いた筋トレ。太ももがきつくなった。そこでラングラー13MWZという太目のジーンズに行きついた。だが、本物のカウボーイさんの大腿部はもっと発達しているに違いない。私ごときの器ではなかった。たっぷり使ったデニムにまだまだ痩せた脚には似あわない。
 ブーツカットにまた戻った。リーバイス517。リーバイスを買ったのは30年ぶりじゃないだろうか。いやいや35年はたっている。大学時代にご縁のあったお嬢さんとお揃いのを一緒に買った時以来じゃなかろうか。
 しかし。
 安い。3900円。まだまだ続く円高の折、メイドインUSAがお安い。
 このままではメイドインJAPANが危うい。得した気分になるやら、損した気分になるやら。

2012.4.21 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Apr 20
(Fri)

渡邉さん竣工間近


 渡邉さんのお宅が竣工間近となった。
 こげ茶色のラップサイディングに白のルーパーがよく似あう。窓回りを縁取った白のケーシング、切妻の白の飾りもよく似あう。ぐっと家が引き立った。
 渡邉実・瞳さん夫婦には小学生の男の子がいる。3月までは室田小学校に通っていた。4月に入ってこの学区の浜之郷小学校に転向してきた。住居からでは子供が歩けば一時間はかかってしまう。ただいま家族の車で送り迎え。もう間もなく間もなく。ゴールデンウィーク明けには新しくできた友達と連れだって登校できる。

2012.4.20 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Apr 07
(Sat)

Wrangler13MWZ


  もとLee・Japanの藁科氏からメールが届いた。
 「Lee製のジーンズでかっこいいワークウェアを作ろう」の担当だった方。弊社と共同作業の途中でLee・Japanを退職。ただいま大阪にいる。
 「途中ではありましたが後任の高野に、ニシノミヤの情熱はまだ消えていないと伝えます」
 情熱の沸点を保つには気力・体力・知力それにスケベ心が必要だと菊池寛は唱える。菊池寛と言えば「父帰る」の作家にして文芸春秋の創設者。小森和子を彼女にしていた時代もあった。
 私にそうした力が持続しているかと思えば、あり、しかるに私も俗物。このごろUSA・Wraglerに心が泳いでいる。定番中の定番Wrngler13MWZも買った。
 履いてみると、Leeよりこの頃の気持ちにフィットしている。
 「後任の高野です。藁科から引継ぎました」と急に来られても。
 藁科氏から「ニシノミヤは浮気しました」と伝えてもらうのが都合がいい。

2012.4.07 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Apr 06
(Fri)

Leeと共同作業の顛末


 「かっこいいジーンズのワークフェアを作ろうじゃないか」と去年からLee・Japanと共同作業をしていた。
 私、Leeの定番「アメリカン・ライダース」の続編「アメリカン・ビルダーズ」というコンセプト・ノートを作ったところ、大変にLee・Japanの面々にウケていた。
 あちらの担当は藁科氏。一年かけて試作品を作るまでに至った。
 アメリカハウス建築を得意とする私たちのアイディアも採用され、それはそれはかっこいいワークウェアの試作品ができたのが去年の暮れのこと。
 限定生産ながらもラベルにはwith Nishinomiyaの名前も入ることになっていた。
 いいじゃないかねぇ、弊社の名前がジーンズに載るなんて。
 ところが、こういういい話に限って幻に終わるというのが世間相場か。
 担当の藁科氏が「私、退職いたします」とあいさつに来たのが今年の2月初旬のこと。聞けば3月末までだという。その間は送別会に次ぐ送別会がいっぱいのスケジュール。新しいジーンズは、私、かかわることできませんですなぁ。残念ですが。
 後任は高野氏だというが、まだやってこない。 

2012.4.06 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Apr 05
(Thu)

ガレージ、内緒のご披露


  家内のいとこは小さい頃から優秀だった。
 早稲田大学理工学部そして大学院に進み、SONYに就職。念願のテレビ開発事業部に入り熊本県の研究室に配属された。
 3年前にそれはそれは可愛いお嬢さんとかの地で知り合い結婚した。SONYの花形エリートとなるとこうも可愛い彼女とめぐり合えるものかと、年甲斐もなくうらやましく思った。
 母親は76歳。つまり家内の叔母には自慢の息子だ。
 その後やってきた歴史的円高。今年に入るとSONYのテレビは世界第3位のシェアを占めながらも苦しい決算報告を発表せざるを得なかった。
 どうしているかと熊本に電話をすれば、最近、デジカメ事業部に転属になったという。
 そうした中で、弊社茅ケ崎南湖モデルハウスのガレージ、内緒の撮影が行われた。
 いや、私は断ったのだ、一度は。SONYと対角をなす日本のテレビメーカーのHPのロケだったから。
 それでもお宅のモデルハウスは素晴らしい、そのHPのページにはひと月に50万件のアクセスが見込める、きっといい宣伝効果になるでしょう、と口説かれ承知してしまった。
  ずーと内緒のままでいようと思ったが、この頃弊社に数多くの方たちが新築の相談にお見えになっている。やはり春も蘭満。うかれ気分。いとこには大変申し訳ないが、ご披露しようと思う。ちょっとだけよ。

http://panasonic.jp/viera/smart/benefit_09.html

2012.4.05 Kiyoshi Nishinomiya