2012
Jun 27
(Web)

ピンクの糸


 工事現場では似つかわしくないピンクの糸だが、これが大活躍する。水平を出す。垂直をだす。直角をきめる。そもそもと工事現場は殺風景。華がない。そうした中でピンク色の糸は浮いている。建築用語で「水糸(みずいと)」という。水平な水面に張って使ったからそう呼ばれてている。江戸時代、もしくは安土桃山時代以前からかもしれない。
 浮いている色だから注目する。地味だと目立たず、うっかり横切ってしまう。

2012.6.27 Kiyoshi Nishinomiya