2014
Jan 28
(The)

S様邸のプラン


 S様邸のプランも佳境に入ってきた。ただいま3回目のプラン作り。
 ご契約に至る施主様。だいたい私か細井ちゃんのどちらかのお手柄によるものだが、この度は圧倒的に細井ちゃん。S様ご夫妻のハートを捉えたのは細井ちゃんのがんばりだった。
 細井ちゃんのお株は急上昇し、弊社の間では「細井先生」などとの呼び名が拡がっている。
 まるでインフルエンザのようだ。

2014.1.28 Kiyoshi Nishinomiya

2014
Jan 27
(Mon)

腰越2丁目13番地はバカンス気分だが


 鎌倉市腰越2丁目13番地。
 そこは134号線の向こうに江の島が見え。腰越漁港で働く人影も見え。潮の香りが鼻孔にすうっーと入り。
 M様邸の新築現場はそんな場所にある。だから、そこでは去年から冬になってもバカンス気分だった。ついつい長居をしてしまい海から渡ってくる冷たい風に体を冷やしてしまう。
 それが原因ではないんだろうけれども、この一週間で、インフルエンザA型、インフルエンザB型に弊社社員はかかってしまった。予防接種をしていてもかかってしまった。
 バカンス気分が一転。残りの弊社スタッフは厚着にマスクにうがいに、手洗い。周到な防備姿になった。

2014.1.27 Kiyoshi Nishinomiya

2014
Jan 21
(The)

H様邸のプランニング本格化


 H様邸のプランニングが本格化しそうだ。
 去年の秋から始まったが、ファーストプランは、「多角形のある部屋」を盛りこんだものだった。細井ちゃんが奇をてらったものだった。
 奇をてらっていたので、「んー、んー、んー」とH様ご夫妻は理解に苦しみ、
 「こうきましたか。まさか、こうくるとは、んー、思いませんでした」
 暮れには、外観は一階建てに見える「大屋根」の家に落ち着きそうだったが、年が明けたら、
 「やはり、多角形のある部屋は捨てがたくあるのです」
 と、「奇」に、はまっているご様子。
 細井ちゃんはこのごろクリーンヒットを飛ばす。しかるに「先生」呼ばわりされることもある。
 今日午前中、S様邸との打合せでも、「細井先生用」などと鉛筆書きで添えられた資料もチラリと見えた。
 こうなれば、インフルエンザ。流行中の折、かかって倒れるとすれば、私。そっちの方が皆様に迷惑はかからないか。ちょっと気が小さくなる。

2014.1.21 Kiyoshi Nishinomiya

2014
Jan 16
(Thu)

エクステリア工事のコンペ



 エクステリア工事のプランと見積りの依頼が藤沢市鵠沼からあった。数社のコンペだという。
 昨今のコンペというとプレゼンボードはCG画像が一般的。かつて、20年ほど前までは手書きだった。
 この度は奇をてらって、よーし、手書きで訴えてみよう、と張り切った。
 ペン画に水彩画。道具を探し出し久々にケント紙に向かった。時間はかかったが思いのほか楽しい作業だった。
 昨日、西山くんが見積りと一緒に依頼主様に持っていったが、よく見れば三名の連名が宛先だった。
 「境界線上に古い塀があるんです。こんどの新しい塀も同様の位置に設置し費用も出し合う、と隣接の三者で決めたんだそうです。三者がそれぞれ3施工会社に依頼をかけたとすれば、9社です。確率は9分の1」
 なるほどねえ、狭き門ですなあ。
 結果は今月末ごろか? 

2014.1.16 Kiyoshi Nishinomiya

2014
Jan 14
(The)

今西さんの家が着々と


 

 今西さんの家が着々と出来ている。もう、来月には引っ越しの予定だ。
 去年の建築業界ではちょっとした異変が起きた。使うサッシの防火基準が見直され、日本の各メーカーはこぞって意匠性のある窓の生産を絞ってしまった。今西さんのお宅は新基準が施行される私たち最後の家となった。半円形のドーマーは今となっては使えず、ここぞとばかりに私は設計に盛り込んだ。
 今西さんご夫妻は大学からの同級生の仲。最初に奥さまの方が授業中のご主人の後ろ姿にぞっこん、やられたという。小中高を通じ水泳の選手というご主人。大学でも得意種目はバタフライ。肩の隆起が並みではない。社会人になった今でも「試合」に出かけている。
 ドーマーの隆起が並みではない家の設計。これにも奥さまは一目ぼれしてくれた。

2014.1.14 Kiyoshi Nishinomiya