2014
Jan 06
(Mon)

今日から仕事始め


 2014年は今日から仕事始め。慌ただしく始まった。
 暮れはもっと慌ただしかった。12月28日には入居するというケイゾウさんの賃貸テラスハウス。そこのキッチンに組み込まれているガステーブルのコンロに火がつかない。
 建築も駐車場の整備も滞りなく終わったのに、コンロに火がつかない。トクラス(旧ヤマハ)キッチンに某メーカーのコンロ。2度ほどメーカーのメンテナンス者が来ても、つかない。弊社はプロパンガス屋もやっている。いやもとい。正しくはプロパンガス販売会社を関連会社として連ねている。
 前日の夜、メーカー、卸売会社、関係者全員が集まっても状況は変わらず。温厚なケイゾウさんも焦る分だけ渋い表情。
 とうとうメーカーはコンロのせいではなくガス圧のせいだと言う。ならばと弊社社員がガス圧を計ったが正常値。そこで、卸売会社の望月くんが急きょ他メーカーのコンロを用意して取り替えてみた。すると火がついた。
 某メーカーくん、引っ込みがつかないまんまするりと帰ったんだそうだが、温厚なケイゾウさんの怒りには火がついたとか。
 慌ただしい年末年始。
 私は私でこれから小川さんに電話をして関戸さんの家に行かなければならない。  

2014.1.06 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Dec 13
(Fri)

予測は当たった


 古い家を解体するときまって予測していなかった事ことが判明する。
 強固な岩盤があった。コンクリートや瓦などの産業廃棄物が埋まっていた。古井戸があった。
 解体して更地になってから新築計画をたてるのであれば、その事態を回避するんだけれども。
 この度の現場では、古井戸が出てきた。
 新築計画はすでに出来上がり、確認申請も終わっている。その建築予定基礎の直下にあった。
 旧宅は築80年くらいのものだった。その昔、家屋の中で炊事場として使っていたと思われる。
 この度の施主のお父様がかつての記憶をたどり、 「ないはずはない」と、予測はしていたけれども、当たってしまった。さて、どうする?
 構造に強い細井ちゃんはあらかじめそういう基礎設計ではあったが。
 活かすか、埋めるか、施主様家族の緊急会議がもたれている。

2013.12.13 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Dec 06
(Fri)

腰越の間宮さん


 先月11月の末の日曜日、間宮さんの地鎮祭が行われた。
 神奈川県鎌倉市腰越海岸から200メートルほどのところが建設地。
 潮風、潮騒、カモメ、つり人、サーファーなど。海岸にまつわる事柄はなんでもありの場所だ。
 実際、この地鎮祭の日も晩秋だというのに相当数の観光客が江ノ電駅からすり抜けていった。
 そんな場所に家を建てることになった間宮さんご一家。来年の夏は渚のシンドバッド。昭和30年代生まれの私はそう連想してしまう。

2013.12.06 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Dec 03
(The)

ケイゾウさんのアパート建築終盤


 ケイゾウさんのアパート建築が終盤になった。
 ケイゾウさんお気に入りの白のラップサイディングが晩秋というか初冬というか澄んだ青空に映えている。茅ケ崎・香川なんだけれどもどこかカリフォルニアの集合建築。その光景を我らが現場撮影班の西山くんが撮ってきた。
 写真のフレームの真ん中は東京電力の電柱。NTTのケーブルもJcomのケーブルものっている。下にはお稲荷さんも見える。するとやはりおなじみの日本の光景。
 カメラ位置を替えアングルを替え、なんとかこういうものが写らない工夫ってできなかっただろうかねえ、と聞けば、
 「建築物ではなく、この電柱の移設工事写真なんです」
 そうなんだろうか。苦しまぎれの答えなんだろうか。
 この後、確かに電柱移動工事車両が現場に到着した写真はあったはあったが。

2013.12.03 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Nov 26
(The)

三橋さんの家、着々と。


 三橋さんの家が着々と進んでいる。
 家の゛顔゛となる部分には急勾配の屋根とドーマーを組み合わせて「ニューイングランド様式」を気取った。
 ニューイングランド様式。およそ500年前にヨーロッパからアメリカ大陸に移住した人々が建てた家の様式。今ではコネチカット州、ロードアイランド州、メイン州など7つの州にまたがった地域をニューイングランド地方と呼ぶ。
 その昔、移住したころ、新天地はアメリカなどという名称すらなかったので、新しい英国、ニューイングランドと簡易的に名付けたんだそうである。
 三橋さんの家。ご夫妻にとって新天地にふさわしい様式だ。

2013.11.26 Kiyoshi Nishinomiya