2012
Dec 10
(Mon)
60歳になったら

あと4年すると私、60歳。還暦のお祝いに自ら定めているものがある。1956年式フォード・サンダーバード。
私と同い年の車だ。いまでもアメリカ映画にもいく度か登場する名車。アメリカングラフィティではリチャードドレイファスが一目ぼれして追いかける美女が乗っていた。
同い年の名車は他にもたくさんある。フォード・F-100、トライアンフTR3、ベンツ190SLなどなど。
そうした中で、1956年式フォード・サンダーバードは実車を見たこともないのに写真を見るとなぜか郷愁をそそる。どうしたことか。
ものごころついた頃はテレビではアメリカ・ドラマが真っ盛り。「名犬ラッシー」「逃亡者」「スーパーマン」
きっと劇中に登場していたに違いない。知らず知らずのうちの刷り込み現象なんだろうと思う。
2012.12.10 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Dec 05
(Web)
L.L.Beanブーツ

思いのほか行動を妨げられるウエスタン・ブーツ。そこへいくとL.L.Beanブーツはアクティブでよい。ウエスタン・ブーツほどではないがジーンズとの相性も悪くない。
甲の高さまでがゴム、くるぶしまでが革でできている。水陸両用。つなぎ目は頑丈に糸で縫い合わせられているが、もしも万が一裂けたとしても接着剤で十分にくっつく。
かかとの底だってすり減ったってゴムだから自分でゴム溶剤を盛ってリペアできる。
そうやって、私、このブーツを10年間使っている。
去年、もうそろそろ替え時かと新品を買ったんだけれども、箱から開けてがっかりした。10年履いている方がはるかに味があってかっこいい。また箱のふたを閉め下駄箱にしまって、以来一度も取り出していない。
丈夫で万能なL.L.Beanブーツ。それでも欠点はある。冠婚葬祭に履いていけない。およばれの席ではラフすぎる。初対面の人へのインパクトが強すぎる。
気取った場面には不向き。
もし、一年中L.L.Beanブーツを履いて過ごせるとしたら。
それはそれでまた気取った人生が送れる。
2012.12.05 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Dec 04
(The)
ジーンズとウエスタン・ブーツ

昭和31年生まれの私はジーンズを中学2年生の時、はじめてはいた。今から42年前のこと。VANを中心としたアイビー・ファッション幕開けの頃だった。
当時、ジーンズはまだアイビーの主流のワードローブには入っていなかった。すそが細めのコットンパンツがその代表選手。だから私は親にVANのコットンパンツを普段着にせがんだんだけれども、「こちらの方が丈夫だよ」と、ジーンズを買ってもらうはめになった。今思えば、「こちらの方がお安いのよ」と言っていたのかもしれない。
以来、いくつのジーンズをはいたかは覚えていなすが、ずーっと、ジーンズにお似合いの靴に悩み続けてきた。コンパースのバッシュ、ハルタのコインローファー、リーガルのデザートブーツ、セダークレストのデッキシューズ、などなど。
しかし、どうもしっくりこない。かかとである。ジーンズのすそは堅く、靴のかかとの内側に気づかないうちに入ってしまうと、もう出てこない。
巡り巡り、今では、やはりウエスタン・ブーツがベストだと落ち着いている。この取り合わせが一番足が長く見える。
しかし、それも限定的に履かなければならないと自ら戒めている。せっかく動きやすいジーンズなのに、ウエスタン・ブーツは人の動きを鈍くする。歩く走る跳ぶ。実に不向きな靴である。
生活環境によって、カロリー消費が大きく作用される、私、難しい年頃なのである。
2012.12.04 Kiyoshi Nishinomiya


サードギアに入ったまま動けなくなってしまった1964年式のフォード・トラック。故障発生から10日目、ようやくお待ちかねの天才エンジニアの落合氏が出張修理にやってきた。
仮りに直った。あくまで仮り。だから公道を走るまでには程遠い。モデルハウス内のじゃまにならない場所に移動できただけ。
落合氏に故障の原因を聞くと、
「もう古いからですよ」、と明確にもそっけない答えが返ってきた。
そりゃあ、わかってるが、古いから今後どう本格的修理がなされるんでしょ。なんたって相手は落合氏である。丁寧な口調で再び尋ねた。
「年内の修理はもう混雑しているんでございましょうねぇ」
「もういっぱいです」
「では、年明けまでは、このトラックはこのままの場所に置いておきます」
「そうですねえ。再来週あたりに取りにまたきます」
やはり、天才エンジニアである。落合氏の頭の中では再来週はもう来年である。
「わかりました。車の搬出がしやすいように、お正月の角松はよけておきましょう」
落合氏とのお付き合い、こちらも凡人であってはいけない。
2012.11.29 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Nov 28
(Web)
L.L.Beanカタログ

前回L.L.Beanのカタログが郵送されてきたのが11月10日のこと。次回はクリスマスプレゼントシーズンに照準を合わせて12月8日頃じゃないかと読んだが、11月28日には届いていた。早かった。
しかし、このたびの表紙はすでにクリスマス色が濃い。雪降る中を仲睦まじく歩く男女の背景にはもみの木の林。ここにクリスマスリースがはめ込まれれば立派なクリスマス号。
マーケティング部もこしゃくですなぁ。私、次回は12月8日に届くとまだ思っています。
2012.11.28 Kiyoshi Nishinomiya