2012
Jul 30
(Mon)

エリザベス女王と007


 007は女王陛下から「殺しのライセンス」を与えられたエージェント、というのが小説・映画の設定。オリンピック開会式でこの二人が共演したことには、私、へぇーとうなってしまった。フィクションとノンフィクションの融合。
 北京、アテネ、シドニー、アトランタ、バルセロナ、ソウル、ロサンゼルス、・・と過去の開催地を振り返り、一方で歴代の007を思い浮かべる。ピアース・ブロスナン、ティモシー・ダルトン、ロジャー・ムーア、ジョージ・レイゼンビー、ショーン・コネリー。
 4年に一度となると歳月は早い。私はこれからいくつの開催地、何人の007を見ることができるんだろうか。

2012.7.30 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Jul 28
(Sat)

L.L.Beanカタログ2


 
  L.L.Bean社の名誉のために言えば、L.L.Bean社では必ずしも起用モデルさんをして、「痩せている=美しい」と、とらえてはいない。どのページのモデルさんも健康的なプロポーションに健康的な笑顔の方ばかり。ほんとお綺麗ですなあ。
 ちょうど100年前の1912年、米国メイン州で創設されたL.L.Bean。野外作業用のブーツが最初の製品。アウトドアアパレルの老舗。その性質からいって丈夫でリーズナブルな製品ポリシー。モデルさんだって、ほんと健康的でお綺麗ですなあ。
 昨日から机の上からL.L.Beanカタログが一向に片付ず。メンズのページはほとんど開かず。困ったもんですなあ。

2012.7.28 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Jul 27
(Fri)

L.L.Beanカタログ


 L.L.Beanブーツ、つまさきがゴムで甲の部分がレザーの水陸両用のブーツを7年使っていた。くるぶしまでの編み上げ、脱ぎ履きがいい加減だったせいで縫い合わせのところでパックリと口があいた。もはや水陸両用の役目はなく、それでも接着剤で仮止めして履いていた。また、口が開いた。夏には涼しい靴だよと言いきかせていたが、芝の水撒き、靴下が濡れた。新品に買い替えた。
 しばらく来なかったL.L.Beanのカタログが郵送されてきた。再びカスタマーとして見てくれたようだ。
 ところが。
 開いてみると女性モデルがまぶしい。男性モデルはいつものごとく普段着のジェームスボンド風。この程度だったら私だってお腹をちょっとへこませればいい勝負じゃないか。しかし、女性モデルが美しい。直視してハッと目があったら、なんだか照れてしまった。その一部始終を前の席に座っている女性社員に見られていた。
 「こんなに痩せて、なに食べてるんですかねぇ。痩せてるモデルがきれいだとする風潮は拒食症につながると、世界保健機構でも問題視されていたじゃありませんか。こういう食生活じゃあ長生きできませんでしょうなあ。だいいちこの暑い夏を乗り切ることさえ難しかろうに」
 そう痩せてもいないモデルさん。どちらかといえばしっかりとした骨格、張りのある肉付きの健康的なモデルさんをして、ケチをつける55歳の私。つくづく、おじさんになりましたなぁ。

2012.7.27 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Jul 26
(Thu)

ロンドン・オリンピック


 

  気がつけばロンドン・オリンピックがまもなく始まる、いや、始まっている。開会式に先立ってサッカー女子の試合が行われている。
 エリザベス女王即位60周年記念とあいまってわきにわくロンドンの様子がテレビから伝わってくる。
 イギリスといえば、17世紀18世紀19世紀、七つの海を支配した帝国。20世紀にはビートルズが生まれた。いまだもってロールスロイスは世界一の車だし、ペッカムだってジェームスボンドだってイギリス人。イギリスはいつの時代もいさましい。
 2020年のオリンピック開催に東京は再び誘致に挑戦。日本はいつの時代もたくましい、と話題をさらってほしい。
 

2012.7.26 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Jun 26
(The)

TOKOさんからmail


  TOKO(トコ)さんは雑誌のフリーライター。何年か前私を取材に来た。
 雑誌社から「トコさんというライターがそちらに行きますよ、よろしく」と言われ時には、思わず「としこ」という略称の女性だと期待した。実際、私、大学時代にご縁があった女性もそう呼ばれていた。会ってみればTOKOさんは昭和半ば生まれの男だった。
 そのTOKOさんからmailがきた。
 かつて、エールフランスの毛むくじゃらのごっつい男のパイロットにナンパされた話だった。僕、そっちの趣味はありません、きわめてノーマルですから、と断ったそうだが、それでもしつこい。間を置いてまたささやいてくる。ところがTOKOさんそのうちに、拒んでいる僕がいけないと錯覚しかかったそうだ。リズムだという。波のように間隔を置きささやくリズム。このリズムに日常を忘れかけたという。
 ははぁ、極意はリズムにあったわけですかい。もっと早く知っておけば取りこぼしも少なかったと、私、心当たりがあった。
 TOKOさんのMailの主題はSUP(スタンドアップパドルボード)の専門誌「SUPMAG」創刊のお知らせであった。TOKOさんが企画しマリン企画から発売する。今月末には書店に並ぶとのこと。

2012.6.26 Kiyoshi Nishinomiya