2012
Jun 22
(Fri)
シャンプーしながら泣けばいい

バスルームは泣ける場所だ。シャンプーしながら泣けばいい。洗い流してしまえば誰にも気づかれない。そういう男はハードボイルドを気取って10年に渡る復讐計画を練ることができる。
問題は女だ。バスルームでしか泣けない女は、切ない。どうすればいいのか? 自ら立ち直るにはいい女ほど非力だ。そこで周囲の男たちにそういう心像を広報するのがいい。
近々に「君を守れるのは僕しかいない」、というナイト精神をもったたくましい男が現れるかもしれない。ピンチはチャンス。
だが、これも、ほどほどの歳をすぎてしまうとピンチはピンチでしかない。
2012.6.22 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Jun 21
(Thu)
バーボンソーダ

私はあまりお酒をのまない。だが、たまにはのむ。きまってシングルのバーボンソーダを頼む。5杯がいいところだ。味にはこだわらないが、ジャックダニエルのイメージ、これが好きだ。
ジャックダニエル。バーボンなくせに、テネシー・ウィスキーと呼ばしめる。テネシー川の河岸周辺で育ったトウモロコシだけを使う蒸留酒。この独りよがりなこだわりが好きだ。
5杯を超えるバーボンソーダをのむと、とりつくろっている自分を忘れてくる。だから、私と同じテーブルに着き、私に6杯目のバーボンソーダをのませる男は手強いつわものだ。そして女は相当な美女だ。
2012.6.21 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Jun 02
(Sat)
カントリーなベスト

6月に入るとめっきり蒸し暑くなった。去年までは好んでアロハシャツを着ていた。茅ケ崎市、アロハシャツは5月から解禁となる。市役所、郵便局、銀行もこぞってアロハ姿。クールビズのオフィシャルな夏服。派手なアロハでも浮いていなかった。
ところが似あわなくなった。顔が濃くなってきた。そこで今年はさらりとシンプルなTシャツで過ごそうと思った。以前から首・肩こりに悩まされ極力そこは冷さないように心がける。そうすると襟のついたベストが欲しくなった。この頃はネット通販で買物をすることが多い。ジーンズ、靴、シャツ、本などなど。
シンプルな無地のTシャツにはカントリーなベストが良く似あうぞ。
グーグルで「カントリーなベスト」を検索。
「とっておきのカントリーなベスト」というサイトが出てきた。
キャンパス地の、半袖のTシャツの上に羽織るには格好の、汗をかいても肩は冷えず、かといっておなじみのジージャンの袖がないやつではなく、とっておきのカントリーなベスト、高まる期待。
久々に肩すかしを食った。「カントリー・ミュージック全集①」
確かにカントリーなベストだった。
2012.6.02 Kiyoshi Nishinomiya
2012
May 18
(Fri)
天才エンジニア・落合氏

天才エンジニアの落合氏から年賀状は届いていた。
今日は5月18日。半年近く前にもらった年賀状をしげしげと見る。あけましておめでとうも謹賀新年も、もちろん2012年もなにも刷り込み文字はない。秋の林道が背景。自らカスタムしたバイクYAMAHA・XS650が写っているだけ。シンプルなモノクロ写真。ひっそりとした静けさを感じさせる。
そうである。落合氏はひっそりとしている、今もなお。
年賀状が届くその3日前の12月28日。落合氏は私のバイクを引き取りに来た。1967年のハーレーをベースにしたチョッパー。エンジンのスワッピングのためにワンボックスバンで引き取りに来た。
半年経つが音沙汰がない。電話もなければメールもない。バイクシーズンはとうに来ているというのに。
しかし。
催促はしてはいけない。そう約束したわけではないが、これが暗黙のルール。
今年中、いや、来年の年賀状が届いた後で納車されたとしてもケロリとした顔を見せなければいけない。
「いい仕上がりですなあ」
落合氏とはこう付き合わなければならない。
2012.5.18 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Apr 21
(Sat)
リーバイス517をはく

先日はラングラー13MWZを買った。ストレートのジーンズ。アメリカロデオ協会公認で本物のカウボーイを気取れる、そのはずだった。14オンスのヘビーデニム。動きやすいシルエット。それが魅力だった。
ここ5年ほどブーツカットだった。ユニクロ、ギャップ、アルマーニ、ジャンキーハーツオリジナル。太ももが絞られているから長くもない脚が、おお、スラリと見えるじゃないか。ところが4ヶ月続いた筋トレ。太ももがきつくなった。そこでラングラー13MWZという太目のジーンズに行きついた。だが、本物のカウボーイさんの大腿部はもっと発達しているに違いない。私ごときの器ではなかった。たっぷり使ったデニムにまだまだ痩せた脚には似あわない。
ブーツカットにまた戻った。リーバイス517。リーバイスを買ったのは30年ぶりじゃないだろうか。いやいや35年はたっている。大学時代にご縁のあったお嬢さんとお揃いのを一緒に買った時以来じゃなかろうか。
しかし。
安い。3900円。まだまだ続く円高の折、メイドインUSAがお安い。
このままではメイドインJAPANが危うい。得した気分になるやら、損した気分になるやら。
2012.4.21 Kiyoshi Nishinomiya