2012
May 18
(Fri)
天才エンジニア・落合氏
天才エンジニアの落合氏から年賀状は届いていた。
今日は5月18日。半年近く前にもらった年賀状をしげしげと見る。あけましておめでとうも謹賀新年も、もちろん2012年もなにも刷り込み文字はない。秋の林道が背景。自らカスタムしたバイクYAMAHA・XS650が写っているだけ。シンプルなモノクロ写真。ひっそりとした静けさを感じさせる。
そうである。落合氏はひっそりとしている、今もなお。
年賀状が届くその3日前の12月28日。落合氏は私のバイクを引き取りに来た。1967年のハーレーをベースにしたチョッパー。エンジンのスワッピングのためにワンボックスバンで引き取りに来た。
半年経つが音沙汰がない。電話もなければメールもない。バイクシーズンはとうに来ているというのに。
しかし。
催促はしてはいけない。そう約束したわけではないが、これが暗黙のルール。
今年中、いや、来年の年賀状が届いた後で納車されたとしてもケロリとした顔を見せなければいけない。
「いい仕上がりですなあ」
落合氏とはこう付き合わなければならない。
2012.5.18 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Apr 21
(Sat)
リーバイス517をはく
先日はラングラー13MWZを買った。ストレートのジーンズ。アメリカロデオ協会公認で本物のカウボーイを気取れる、そのはずだった。14オンスのヘビーデニム。動きやすいシルエット。それが魅力だった。
ここ5年ほどブーツカットだった。ユニクロ、ギャップ、アルマーニ、ジャンキーハーツオリジナル。太ももが絞られているから長くもない脚が、おお、スラリと見えるじゃないか。ところが4ヶ月続いた筋トレ。太ももがきつくなった。そこでラングラー13MWZという太目のジーンズに行きついた。だが、本物のカウボーイさんの大腿部はもっと発達しているに違いない。私ごときの器ではなかった。たっぷり使ったデニムにまだまだ痩せた脚には似あわない。
ブーツカットにまた戻った。リーバイス517。リーバイスを買ったのは30年ぶりじゃないだろうか。いやいや35年はたっている。大学時代にご縁のあったお嬢さんとお揃いのを一緒に買った時以来じゃなかろうか。
しかし。
安い。3900円。まだまだ続く円高の折、メイドインUSAがお安い。
このままではメイドインJAPANが危うい。得した気分になるやら、損した気分になるやら。
2012.4.21 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Apr 02
(Mon)
YUMAさんから
YUMAさんからラングラーのウェスタンシャツを頂戴した。
以前から目をつけていたシャツ。PBRというシャツ。ロデオ競技の中でも最も勇気がいるとされている牛のライディングをモチーフとしたウエスタンシャツ。
細井ちゃんもお揃いのものをもらった。はたして細井ちゃんはPBRの意味を理解しているんだろうか。
それにしても建築主様からこういう品をいただくとは大変に恐縮してしまう。こちらから差し上げなければならないのに。
さては建築費が思いのほか安かったんじゃないだろうか。
2012.4.02 Kiyoshi Nishinomiya
82歳になる母親は毎日新聞が好きだ。もう半世紀以上は見ている。最近気になる記事が出ていたと言っていた。
去年の東日本大震災後の日本について、ジュネーブ大学日本学科長ピエール・スイリ教授の言葉。
「あの天災は世直しの契機でもあったのに、一年たっても反応が弱いじゃありませんか」
母親なりに付け加えた。
「昔だったら、一揆がおこったって不思議じゃないねぇ」
ものの本によると江戸時代、60年周期で武士、町人、農民が数百万人規模で伊勢神宮目指しお蔭参りをした、とある。「ええじゃないか、ええじゃないか」
混乱した世の中を揺り動かそうとするダイナミズム。
ピエール・スイリ教授はこういう躍動感が今の日本には乏しいんじゃありのせんの、と提言する。
なるほどねぇ、海外の日本研究者はこう見るんですかい。
2012.3.31 Kiyoshi Nishinomiya
2012
Mar 30
(Fri)
ラングラー13MWZ
リーバイス501、Lee101、そしてラングラーの定番ジーンズが13MWZ。なんでもアメリカロデオ協会唯一公認のカウボーイ御用達品だとか。
ヘビーオンスのデニム生地。撚れないための工夫された織り方。シャツが背中から出にくいハイウェストの股上。馬に跨っても内股を痛めないようにステッチ部分は外側に。馬を痛めないように突起がないリベット。頑丈なベルトを通し易い幅広のループ。
そんなところが公認たるゆえんらしい。
私、欲しいのです。
このごろスクワット効果がはなはだしく大腿筋がむっちり。今履いているブーツカットではきつい。また通販のMAVAZIさんに頼もうと思う。
でも。
まだ履いているユニクロのヒートテックももひき。これを脱いでから再考したい。ユキヤナギが散り、桜が咲き、モクレンが咲くまでは肌身離せない寒い日が続く今年。薄着はゴールデンウィーク明けに延びそう。
2012.3.30 Kiyoshi Nishinomiya