2012
Mar 24
(Sat)

ラングラー・ジョージ・ストレイト



 アメリカではおなじみのカントリー歌手ジョージ・ストレイト。その名をつけたジーンズがUSAラングラーから出ている。USAラングラー定番の936Slim Fitの太ももあたりをちょっとルーズにしたシルエット。もちろんジョージ・ストレイトだからブーツカットではなくストレート。
 ストーンウォッシュのユーズド感がいい。これがカントリー歌手たるゆえんのところ。土臭く、それでいて草原の爽快さが感じられるところがいい。
 私、欲しいのです。
 ところが私この頃筋トレに励み太ももがマッスル傾向。USAラングラーの定番中の定番13MWZという太目のをはかなきゃいけないんだろうかと思う今日この頃。
 ジョージ・ストレイトじゃきつかろう。
 せっかく身についた筋トレの習慣をやめるか、ジョージ・ストレイトをはくか、ふたつにひとつ。

2012.3.24 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Mar 22
(Thu)

1961年式のフォード・トラック


 
  1961年式のフォード・トラック。それが私の愛車だと思っていた。ところが1964年式だった。前の持ち主が1961年式に間違いないと言っていたから疑うこともなかった。
 だからナンバープレートも1961と付けて走っているが、ご愛嬌のうち。風格・乗り心地ともまるでウエスタンカントリーのウィリー・ネルソン。
 1964年式のフォード・トラックが日本に何台あるか、ふと思った。検索エンジンで調べたが出てこない。旧車ファンクラブに詳しい友達に聞いてみたが、そんなクラブはないという。
 このまま乗り続けれられたら、さぞかしいい自慢話になる。
 ただ。
 シェルビー・コブラ。まるでエルビスプレスリー。これに心傾く日のことを考えたら、今から複雑な気持ちになる。

2012.3.22 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Mar 15
(Thu)

テストパターン


 

 日本のテレビ放送は昭和28年(1953年)から。
 昭和31年生まれの私。小学校に入る前、トラブルはあって当たり前の黎明期。放送が中断されるとテストパターンを見ていた。動かない幾何学模様をもう再開されるかもう再開されるかと見ていた。
 中学、高校、大学。テストパターンはいつしか幾何学模様は縦のカラーパーになった。
 昭和の終わりと平成の始まりの狭間はバブルの時代。テレビは24時間やっていた。
 やがてBSが始まった。準備時間帯は「フィラー」と呼ばれる外国の風景も使われた。
 今では懐かしのロックンロールや韓ドラの主題歌をBGMに加えている。
 テストパターンはどんどん進化した。
 だが「チロリン村とくるみの木」の間の動かない幾何学模様。あれを見ている時の気持ちは格別だった。

2012.3.15 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Mar 14
(Web)

ガーデンパーティー


 
  
   家の新築。新しい生活のスタート。それにともない出費もかさばる。
 引っ越し、カーテン、新しい家具、新しい食器などなど。
 半年前、去年の夏、建築主さんご夫婦の会話を聞いていた。
 「ガーデンパーティーより、カーテンを優先させなきゃね」
 庭という庭はほとんどない設計の家だった。なのにバーベキューセット、虫よけ灯、パラソル、ベンチ、テーブル。夏の夕べを楽しく過ごすアウトドア用品をあきらめカーテンをまず購入すべきだと、ご主人が奥さまを説得しているように聞こえた。
 
   おととい私と同業のご婦人と会った。おしゃれな方だった。スマートフォンのカバーにキラキラしたダイヤモンドのようなものがちりばめられてた。聞けば「スワロフスキーのクリスタルなのよ」という。座った椅子の横には白いバッグ。聞けば「エルメスのガーデンパーティーなのよ」という。
 これがガーデンパーティー。夏の夕べのバーベキューの集いではなかった。ブランド品のバッグだった。
 この頃私はブランド品にうとい、特に女性の。もう一度どこかで勉強し直す必要がある。

2012.3.14 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Mar 13
(The)

2025年のベンツは水素で走っている



 
 2025年のベンツは水素を燃料とした燃料電池で走っているらしい。ガソリンを燃やさず水素を燃やして発電するから環境にも優れている。一回の補給で1000㎞を走れる。
 もう13年後に迫っている。車がそうなら家庭用の電気だって水素でまかなわれていることになる。とすれば石油に端を発した中東問題すらない。
 果たしてそうなんだろうかとふと疑問に思ってもみたが、13年後ではなくとも遠からず実現していそうだ。
 私の1964年式フォード・ピックアップはその時61歳。面倒を見てもらっているガレージ・オチアイ氏もまだまだ健在だろうから、大切に乗り続けるつもりでいたが、こういうニュースを目にすると複雑な気持ちになる。
 「どうだ、私の車はまだガソリン車だ」と悦に入るか、「そういう車に乗ってるって非常識よ」と非難の目で見られるか。
 いっそのこと水素ベンツに乗り換える手もある。

2012.3.13 Kiyoshi Nishinomiya