昨日2月18日午前10時から加藤大(だい)さんの新築工事家の地鎮祭が行われた。
朝から上々の天気、気温も8℃まで上がったが、あなどれなかったのが北から吹く冷たい風。天気予報でも「防寒対策はくれぐれも万全に」と報じていたが、そのとおりだった。
加藤大さんご夫婦、ご家族は緊張感もあいまってカチンコチン。
私、貼るホッカイロ3つでしのいだ。神主さんも装束の下にはたいそうな厚着をしてこられたんだろうか。
神主さんは十間坂の第六天神社の桜井神主さん。
「こんな寒い中でも、神様には充分願いは聞き届いているんでしょうか」と尋ねれば、
「さて?天候にかかわりなく、いつも一方的なお願いなので、届いているかどうか」と答える。
「ごりやくないんですか?」
「いや、ごりやくはあります。それが神社たる存在が続いているゆえんですから」
国学院大学・神道文化学部経て幾多の修行を積んでこられた方のお言葉。なかなか、あまたの広がりの余韻が残った。
2012.2.18 Kiyoshi Nishinomiya