2013
Jan 31
(Thu)

天童荒太の「ミステリーの書き方」


 日本推理作家協会編著「ミステリーの書き方」は天童荒太のパートに入った。
 天童荒太。代表作に「孤独の歌声」「家族狩り」「悼む人」がある直木賞作家。透明感のある記述、飾らない表現。なのに深く考えさせられる文体。推敲に推敲を重る寡作。ストーリーばかりでなく作者の人柄も反映されていそうな作品には、いつも、わぁっと、言葉にならない感嘆の声を上げさせられる。
  その天童荒太のミステリーの書き方。
 「これからの人へ。時間がかかることを嫌がらず、遠回りの道を避けないで、はじめは自分のためであっても、いつかは誰かのために書いてほしい。」
 インターネットには触れず、携帯電話も持っていないという。
 自分の作品と対話する生活ぶりが伝わってきた。

2013.1.31 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Jan 30
(Web)

Yさんのセカンド・プラン



 Yさんのセカンド・プランがまとまった。
 Yさんご夫妻の家の設計を始めたのが去年の12月8日のこと。いつものごとく、茅ケ崎南湖モデルハウスで一級建築士の細井ちゃんと二級建築士の私と施主様と集い、スタートした。
 細井ちゃんは、こういう時必ず自ら用意した「ヒアリング・シート」に個人情報を書き込むところから始める。
 ご家族の構成は? 希望の部屋数は? 車は何台?  将来親御さんとの同居は予定していますか?
 横に座っている私、このやり取りを幾度となく聞いているんだけれども、細井ちゃん、もっと他の切り口ございませんかねえ。
 私なんか、どうしてこの二人が出会って結婚したんだろうって、それが一番知りたい。
 だから、時々、
 「おふたりのなれそめは?」って、口をはさむんだけど、細井ちゃんは決まってムッとする。
 とはあれ、セカンド・プランがまとまった。
 3月には建築確認申請か。

2013.1.30 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Jan 29
(The)

「ミステリーの書き方」


 
 私、だいぶ前から一篇のミステリー小説の構想を温めていた。このたび、ようやく執筆準備が整った。
 プロットを立て、キャラクターを作り、文体を選び、あとは書くだけとなった。
 それでも、この小説が面白いのかどうかとなると自信がない。そんな時、目に触れたのが日本推理作家協会編著「ミステリーの書き方」という本。
 企てているミステリーがメソッド通りなのかどうかを検証するために読み始めた。
 そうしたら、「亡国のイージス」「終戦のローレライ」でおなじみの福井晴敏のパートが最初にあり、その中で記されている指南に、私、とまどった。
 「メールやネットへの書き込みに時間を取られ過ぎるのは禁物です。それがなんであれ、物を表すということは”気”を吐き出すことでもあります。文字通り気が済んでしまって、せっかくの才能を浪費する結果にもなりません。どんなことでも、思いの丈は作品のために取っておくべきです」
 素直な私は、もちろん頷いた。
 すると、とたんにブログを書くことが怖くなった。
 ブログは文章を磨くための”筋トレ”として励んでいたのに。なんと作品を書く気力を失うことにもなりかねない。
 私にとっちゃあ、これぞ大変なミステリーである。
 

2013.1.29 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Jan 28
(Mon)

この頃のニュースを見て


 
  大変な事件に巻き込まれた日揮。そのニュースが連日報道されている。 あまり知られていなかった会社名を一般の人が知るようになった。私の家内もそのひとり。
 「日揮はガソリンスタンドから始まったというじゃないの。うちの会社も30年前にはガソリンスタンドをやっていたのに躍進ぶりがちがうじゃないの」
 日揮。日本揮発株式会社。1928年、製油所の経営を目的として設立された。アメリカのユニバーサル・オイルのプロライセンス購入をはじめとして石油精製プラントを建設してきた。
 茅ケ崎の南湖交差点でガソリンスタンドを開いていたのと訳が違う。
 そう家内に説明した。
 一方で、私、報道を見ていてふとわいた疑問。アルジェリアのテロリストの目的は何だったんだろうか。
 家内も同じ疑問を持ったようだ。
 「アラブの盗賊は何を盗みたかったわけ?」
 構図を単純化して知っている語彙だけで考える思考は、まだ続いている。

2013.1.28 Kiyoshi Nishinomiya

2013
Jan 26
(Sat)

カバードポーチの玄関


 鈴木さんの家が竣工する。
 引っ越しは今度の日曜日に決まった。最後の仕上げにおおわらわ。
 鈴木さんの家はカバードポーチの玄関の家だ。アプローチ階段を上り、渡り廊下のように長い屋根付きのデッキ、これをカバードポーチと言うんだけれども、ここをわざわざ通って玄関に入る。家から出入りするのにちょっとした儀式のようなアクションすら伴う。
 敷地のもっと手前に玄関を位置した方がいい、いや、こういう手順を踏んで入っていただきたい。一級建築士の細井ちゃんと、二級建築士の私でさんざんもめた。どっちがどういう意見をいって軍配が上がったのかはもうすっかり忘れてしまったが、行司は施主の鈴木さん。こういうスタイルに落ち着いた。
 行司、軍配といえば横綱大鵬。先だって天国から呼び出しがありました。
 

2013.1.26 Kiyoshi Nishinomiya

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