2012
Dec 01
(Sat)

八木さんの家、間もなく竣工


 八木さんの家が間もなく竣工する。ただいま工程は外に設置のウッドデッキの組み立て。素材はウエスタン・レッドシダーを使う。
 ウエスタン・レッドシダー。カナダ産の米杉の一種。腐食に強く雨ざらしによく耐える。木の芳香もあり、どことなくアーリーアメリカンの雰囲気を楽しむことができる。
 今日から12月。八木さんの家もこのシーズンになるとグッとクリスマスツリーがよくお似合い。

2012.12.01 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Nov 21
(Web)

シロアリ被害


 築40年以上たったお宅からシロアリの駆除を依頼された。
 特に被害がひどかった個所の木部を取り替えた。畳の部屋の押し入れ付近の床・根太が食べつくされていた。新しい材料で補強した。
 次第にぶかぶかしてきたという。日を追うごとに、その場所には足を入れ荷重ををかけることは避けていたという。しまいには幅にして一畳分、またいで生活。おかげで内股の筋肉のストレッチにはたいそう効果的だったという。
 習慣とはそういうもののようだ。これを老子用語では「需要満足」という。
 さて、見事シロアリ被害をなくしたかかるお宅。押し入れからの布団の出し入れもスムースに。快適な生活動線が復活したと、大変喜んでいただけた。

2012.11.21 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Nov 15
(Thu)

八木さんのステンドグラス


 八木さんの奥さま・憲子(のりこ)さんのお気に入りのステンドグラスが現場に届いた。さっそく埋め込んだ。八木さんのステンドグラス、バラをモチーフしたもの。憲子さんが湘南モールのインテリア雑貨屋さんからが買ってきたものだ。
 かつて私、30数年前の今頃、「クリスマスツリー型のステンドグラスランプ」を作ろうと思い立ったことがあった。制作のHOW  TO本を買ってきたが、ランプの傘の展開図を型紙におこすところを読んだだけで、挫折した。とっても難しい。緻密、根気、気力。そんなもんを必要とする作業だった。
 当時、まだ大学生だった私、キャンパスでも誉れの高い女性と中庭で初めて会話をする機会に恵まれた。その彼女が、「もうすぐ、クリスマスですねえ」と言うもんだから、私、すかさず「おれさ、クリスマスツリーづくりの達人と言われててさ」とでまかせをいったら、彼女、乗ってきて、
 「そうなの。いままでどんなツリー作ったんですか?」
 と問い正すじゃありませんか。
 困った。ひたすら話を続けるしかない。
 「そうだねえ、幼稚園の時に折り紙で作ったツリーが初めてで、小学校に入ると紙粘土で作ってさ、中学じゃあ、木工のツリーだったよ。それで、・・・」
 「それで?」と彼女。
 「それで、高校に入るといよいよ名人芸の域に入ってくるわけよ」
 盛り上がった会話を無理引っ張らざるを得ない。
 「今年は、素材はガラス。ステンドグラスのツリーなわけで」
 「へえー。ティファニーランプみたいなの?」
 「そうそう、そういうやつ。出来たら、もらってくれるかい?」
 ここまではよかった。危ない脱線をかわして、アーティスティックな期待感でつなげた。
 そして、HOW  TO本である。わずか5分の挫折。だから、彼女との仲も深まることはなかった。
 今日この時代、施主の方がステンドグラスを持ち出すと、私、決まって過去を思い出す。

2012.11.15 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Nov 14
(Web)

八木さんの家も終盤


 八木さんの新築工事もいよいよ終盤に入った。設計プランが始まったのが去年の6月ぐらいだったか。年内にお引き渡しとなれば、1年半のお付き合いだった。
 三角の斜線で囲まれた屋根を「切妻(きりずま)」屋根という。暖かい家庭の新生活がスタートするというのに、なんとも穏やかならぬ言葉だが、配偶者の妻も実はこの建物の「切妻」が語源だという。家の中心に位置するところにいた人なのでそう呼ばれたんだそうだ。
 ちなみに、刺身のつまも同じ語源。
 八木さんの妻の憲子さんはそんなことは知る由もないが、設計から施工のディテールに至るまで八木家の中心的な方だった。ご主人よりもずっと「切妻」屋根の方だった。
 まだまだ気の抜けない施工が続く。

2012.11.14 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Nov 13
(The)

薪ラック


 今年の春先に竣工した「ユマの弾き屋」。そこから「薪ラック」の注文をうけたまわった。
 春先だったので「ユマの弾き屋」では薪ストーブの使用は試運転程度だったが、いよいよ本格的なシーズンとなった。
 あらかじめフレームだけ作っておき、軽トラにひょいと載せて現場に運び、母屋と同じ瓦をのせて設置する予定。
 薪ストーブでちらちらとと火がゆらめく部屋は見ただけでも暖かい。このごろ、ユマさんにはお目にかかっていないが、さぞかし喜ばれるはず。

2012.11.13 Kiyoshi Nishinomiya