平和町の八木さんが迷いに迷っている。
平面図に大きな差異はないが、立面図。道路に面している西側立面図。家の顔となるところ。
多角形とデコレーションを加えたアメリカン・ヴィクトリアン様式と、素朴なスタイルのニューイングランド様式のふたつ。このふたつのデザインをめぐり、ご夫婦そろっての迷い。
スタート時の夏は絶対にアメリカン・ヴィクトリアン様式だったが、この頃になってニューイングランド様式に移行しつつある。
家のスタイルの好み、ひょっとして、季節によって変化するのかもしれない。
確かにアメリカン・ヴィクトリアン様式はにぎやかで明るく、ニューイングランド様式は落ち着いた温かみを感じる。
八木さんの迷いは、季節によって左右されているとしたら、こいつぁ、大発見である。
2011.11.22 Kiyoshi Nishinomiya