本物の材木ではないけれども、本物より確かな古材質感の建材がある。
商品名「コテージ オーク」
「YUMAの弾き屋」の天井で採用となった。
選び抜かれた古木のベッピンさんから型を取り、発泡ウレタンを注入して成型されたもの。その後に一本一本色付けを行う。
軽い。本物の何十分の一という重量。
耐震性に優れているツーバイフォー工法ではその性質上、柱や梁といった構造材を使うことがない。それでも家に100年経過のアンティークさを出したい施主のYUMAさんに提案したところ、即決となった。
ツーバイフォー工法なのに、天井になぜ梁が出ているんだろうかという不思議さはない。しかもそれがニセモノだとまったく気づきもせず。イギリスからの輸入品です。
YUMAの弾き屋ではそういうトリックがよく使われている。
2012.1.25 Kiyoshi Nishinomiya