2012
Feb 29
(Web)

今日は雪


 関東地方は朝から雪。茅ケ崎でも積もった。
 桑田くんの家が三軒どなりだが、なにを隠そう私は長野県生まれ。8才まで雪国に暮らしてた。スキーはうまいがスケートはへただ。子供の間でも二者択一。親に買ってもらえる滑る道具はどちらかと決まっていた。
 たまたま家の近くに長い坂道があったので、そこの部落の子供たちは迷わずスキーを選んでいた。貯水池が近くの部落ではスケートだった。
 その長い坂道で春の雪解けまでスキーをしていたことを覚えている。じゃり道だからしまいにはスキー板はささくれだってしまった。
 茅ケ崎市立西浜小学校のわきを毎日通勤するが、さすがに今日は思い出した。
 30年も前の大雪のある晩、いい大人になっていた私、その小学校の玄関先のコンクリート敷きのスロープでスキーを楽しんだことがあった。
 

2012.2.29 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 28
(The)

太田誠さんキックオフ


 太田誠さんが新築の家に引っ越してきたのが去年の暮れ。残されていたウッドデッキ工事がいよいよ本格化。
 昨日この日、太田誠さんは休日。
 「ちょっと、刷毛、持たしてくださいな」と軍手をはめて家から出てきた。
 「始球式ね。僕に塗らせてみて。記念のキックオフだから」と、塗装を行う。
 2月も下旬。うららかな日差しの中。
 「こんな小春日和の穏やかな日はあなたのやさしさがしみてくる」
 山口百恵の歌のフレーズが浮んできたが、太田誠さん、そのお心遣いはありがたいんですが、もうちょっと上手に上手に。少しでもプロに近づいて、近づいて。 
 

2012.2.28 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 27
(Mon)

今村邦雄さんからメール


 KT Store Managementの取締役をしている今村邦雄さんからメールが届いた。
 「いよいよ現役を引退しかかっている昨今、白状するとアーサーヘイリの原作を翻訳しかかったんだよ。ところが気がつけば日本語版はすでに出版されているじゃないか。断念しました」とのこと。
 アーサーヘイリといえば緻密な取材構成で有名な作家。今村さんの人生の師匠でもある。「断念した」とすれば、さぞかし打ちひしがれいるのではと懸念した。
 ところが、代わりに「Indepence」の翻訳を始めた。幌馬車隊の話。ペーパーブック(200頁)計4冊。全部訳すのに3年以上かかるだろうねぇ、とメールが続いていた。
 この気力・体力。さっそく今週に夕飯を食べながらその持ち上げ方をご教授いただくことになった。
 大変に楽しみ。若くて美しい女性とご一緒するより楽しみ。

2012.2.27 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 25
(Sat)

煙突とシーリングファンと


  「YUMAの弾き屋」には薪ストーブの煙突とシーリングファンがついている。
 設計をした細井氏は言う。
 「暖かい空気は上へ上へと上昇し、それをあえてシーリングファンの風圧で下へ戻す、この効果は期待できるんだが、絶妙な位置に設計してこそのものなんですよ」と。
 先日、引き渡しの準備のためYUMAさんが現場を訪れている。その印象を電話で伝えてきてくれた。
 「細井ちゃんの説明の独壇場でした。どちらが施主なんだかわかりませんでした」
 煙突とシーリーングファン。煙突は黒い鉄の筒。シーリングファンの羽は白いキャンバス布。見上げれば吹き抜けの高い天井にいくつかの季節が感じられる。これも細井氏の言うところの絶妙な狙いだったんだろうか。

2012.2.25 Kiyoshi Nishinomiya

2012
Feb 23
(Thu)

街でカウボーイを見つける方法



 
  カウボーイは秋に大量に草刈りをする。干し草は、冬、馬や牛の主食となる。新鮮な牧草でなくても充分用が足りる。カウボーイは干し草をいかに保存するかに気をもむ。
 タバコ。これが油断ならない。
 彼らは不用意に干し草に吸い殻をまぎれさせては大変と、タバコに火をつけない。タバコをかむ。それ専用に作られたタバコを口の中でニコチン・タールを滲みださせ味わってはき出す。それが正しいたしなみ方のようだ。
 噛みタバコは丸い缶に入っている。
 右後ろのポケットに丸いアタリがついているジーンズ、これをはいている人を街で見かけたら、その人はまずカウボーイであると思ってまちがいない。

2012.2.23 Kiyoshi Nishinomiya