2011
Dec 27
(The)
アメリカンなカントリー家具
この頃、弊社の建築主さんから、「据え付けのアメリカンなカントリー家具を作ってください」のお声が多くなってきた。
家具と言えば、横浜元町のダニエルをご紹介していたが、「もっともっとアメリカンに」とエスカレート、その加速度が止まらない。
少しずつ、社内で作成の準備を進めた。洗面台、鏡フレーム、テーブル、ラック、箱、棚、などなど。シンプルな造りにシンプルな金具をつける。仕上げは、オイルステンか白ペンキ。どちらもアメリカン。
なかなか好評中なのですが、納品に時間がかかってございます。
2011.12.27 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Dec 22
(Thu)
横山さん、竣工間近のメイシーズ・ハウス
横山さん、竣工間近。
アメリカ本土を中心に430店余りで構成されるMacy’s(メイシーズ) 百貨店。その創始者ローランド・メイシーが1723年にマサチューセッツ州ナンタットに建てた家は、端正な左右対称形のブルーグレーのニューイングランド様式。
ローランド・メイシーはここを足がかりにアメリカン・サクセス・ストーリーを夢見ていく。
現存するこの家、メイシーズ・ハウスの写真を見て、これぞ我が家とひざをたたいた横山夫妻。
住宅エコポイント制度を導入できるか否やと一時は慌てたが、よかったです、もうまもなく竣工です。
どこから見ても、メイシーズ・ハウス丸出し。さてさて、横山夫妻はここでどんな夢を描くんだろうか。
2011.12.22 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Dec 21
(Web)
YUMAの弾き屋・外壁、着々と
神奈川県葉山町に建築中、YUMAの弾き屋の外壁工事が着々と進んでいる。
マリスト・ユースト・ブリック・プライムというレンガタイルを一枚ずつ貼っている。
この後に目地が詰められ、そしてそして、ぼっさい感たっぷりのルーパーシャッターが窓回りに取り付けられる。
「ぼっさい」とは、施主のYUMAさんが頻繁に使う言葉。「ぼろい」「風化した」「年月を経た」などといった感覚用語。
新築の家でありながら100年風雨にさらされたような表情も兼ね備える家。
設計した細井ちゃんにそのことを伝えると、「100年とはちょっと経ちすぎじゃありませんか。せいぜい60年くらいの風合いがぼっさいところじゃないですか」
なかなか言うことが細かい。
「そうだね、そうだね。だったら72年ぐらいに調整しようじゃないか、ねえ」と答えると、細井ちゃんは、んー、そいつはちょっと難しいと黙りこくってしまった。
2011.12.21 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Dec 08
(Thu)
佐々木さんからメールが来た
佐々木さんからメールが来た。
先月、設計プランがスタートした。来月1月中にはファースト・ブランを提出しようという矢先だった。
「ベビーができました。来年夏の出産予定。3人目の子供です。ベッドルームをもうひとつ増やしてくださいまし」
少子化少子化といわれる昨今、弊社の施主さんたちはなぜか子宝に恵まれる。小林さんだって3人目が生まれた。
それにしても初めてだ。設計の骨格ができつつある中で、もうひとつ部屋を増やすという事態は。
人生何が起こるかわからない。
作図の実作業をしている細井ちゃんに伝えたが、まさに赤子が泣くような騒ぎをしていた。
おめでたい話だからいいじゃないか、ねぇ。
2011.12.08 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Dec 05
(Mon)
YUMAさんと細井ちゃん、葉山にて
何冊か著書を重ねているとあるアーティストのご自宅を神奈川県葉山町に建築中である。
施主さんのご希望により、本名もペンネームもご披露はできないが、私たちが呼ぶ名前はYUMAさん。建築名称の「YUMAの弾き屋」に由来する。
YUMAさん、現在のお住まいは葉山から遠く離れており、現場に訪れる機会もなかなかない。建築中の家では寒い寒い。けれども、ゆっくりとお打ち合わせをしたい。そこで、細井ちゃんの提案、「建築現場近くの葉山町役場の会議室を借りましょう」
そいつは、いいね。
行ってみると、意外や意外、旅館のような和室。箱根の温泉旅館のようなたたずまい。
YUMAさんもご満悦。「でかした細井ちゃん」の声。
なかなかいいアイディアでしたが、悠長に構え過ぎ、タイルの色がなかなか決まりませんでした。
2011.12.05 Kiyoshi Nishinomiya