2011
Oct 17
(Mon)
YUMAの弾き屋・壁立ち上る
葉山町に建築中の「YUMAの弾き屋」の壁が立ち上った。一階までかぶる大屋根の家。一階建の平屋のように見えるが、中のフロアは一部4層構造にもになる。ツーバイフォーならではのスキップフロア。薪ストーブもある。カントリーダンスを踊れるスペースもある。吹き抜けもある。ロフトもある。日本間だってある。おてんこ盛りの家。
構造が複雑だから、設計士の細井ちゃん泣かせだったが、いよいよ湘南の蜃気楼となりそうだ。竣工は来年2月を目指す。
来月屋根が載せられ、外壁がレンガブリックタイルで仕上がってくる。そうなると周囲からは注目の家。
何度見ても、後ろの雑木林とのマッチングが楽しい。
2011.10.17 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Oct 15
(Sat)
神田さんデッキ回り
神田さんのデッキ回りが整いつつある。リビングから素足で出られるデッキ。その外側にさらに枕木。ここへもひょっとしたら素足で出られたりするかもしれない。その向こうには花壇をつくった。四季折々の花が咲く植栽を。やはり、素足で行ってしまいそうだ。
2011.10.15 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Oct 11
(The)
八木さんご夫婦
八木さんご夫婦のプランが進んでいる。
ご主人の大輔(だいすけ)さんは名前の通り大物だった。先日の契約の際に、書面に奥さまの名前を書く欄があるのだが、驚いた。わが耳を疑った。ご主人は隣にいる奥さまに、
「おい、おまえの名前、なんだっけ?」
瞬間、時計の針さえ止まるかと思った。
「なによ。いまさら。のりこよ」
「そうだ。のりこだ。漢字はどう書く?」
「なによ。いまさら。憲法の憲と書いて、憲子よ、のりこ」
私はこういう場面に遭遇したのは初めてだったので、聞こえないふりをしているしかなかった。
それでも八木さんのプランは進んでする。アメリカン・ヴィクトリアンとニューイングランド様式のミックススタイル。手前味噌だが、実に美しい家になりそうだ。
2011.10.11 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Oct 04
(The)
太田さんの家の遮熱エアテックス
太田さんの家の全体にフクビ遮熱エアテックスが貼られた。曇り空の下で見ても、アルミ膜がNASAチック、銀紙チック。
ピンク色の弊社ロゴが時ならぬ2.14バレンタインデーのチョコレート思わせる。
バレンタインデーといえば、私、遠い過去の青春の話もありました。
私の生まれ育った家の3軒隣りが桑田圭祐くんの家。大学時代、桑田くんはすでにスター。バレンタインデーの日には家の前に朝からずらりとファンの女の子たちが並ぶのですよ。大学に行って、チョコなしの空振りに終わったその日の夜に戻っても、まだ、ひとり立っている。
「もう時間切れだから、あきらめたら」と忠告したら、
「しょうがないから、あんたにあげるわよ」と。
当時人気のファッションモデルの山口小夜子を気取ったボブカットの女の子。好みの娘でしたねぇ。でも、桑田くん用のチョコを、何も言わずにもらうわけにもいかないじゃありませんか。
「11個目だよ、今日は。それでのよけりゃ、もらってやるよ」
加えてお調子に乗って、言わなきゃいいことを。
「勝手にシンドバッドは、オレをモデルにして圭祐が作ったんだよ」
その夜、私は、劣等感、焦燥感、罪悪感だとかがいっぱい充満した自分の部屋で、チョコレートの包み紙を開いていたことを、思い出しますなぁ。
2011.10.04 Kiyoshi Nishinomiya
2011
Oct 03
(Mon)
10年経過、鈴木さんの家
鈴木さんの家はちょっと凝っている。屋根にドーマーが三つ。一階には白い大きな造作出窓がふたつ。レンガタイル貼りの壁にアクセントにふたつの煙突。
白い大きな造作出窓は、モルタルに白ペンキで仕上げた。相当な重量の構造物なので、ここは鉄骨組みにした。
10年が経過したが、デザインも色あせることがないできばえ。2-3年前に鈴木さんからメールを頂戴したことを思い出した。幾度となく秋風に吹かれても、我が家にあきは来ず、といったおほめのメールでした。
2011.10.03 Kiyoshi Nishinomiya