
この時期になると、私、カウボーイになりたくなる。去年も、一昨年もそうだった。不思議とこの時期だ。
茅ケ崎に住んでいるのだから、海をフィールドとした生活を楽しめばいいんだけれども、そう思えるのは7月8月の2ヶ月間だけ。わずかに持続したところで9月のお彼岸まで。
この夏は知合いのTOKOさんがパドル・サーフィンの専門雑誌を創刊したこともあり、カウボーイはあきらめて海人の道をたどろうと決心したはずなのに。
そうはいかなかった。
7月8月を除いた10ヶ月間。私、牧場で草を刈り、堆肥を作り、牧草を馬にやって、牛、アヒル、カエル、ガラガラヘビなんかとともにと暮らす夢を抱くが、いつも半ば途中となる。
とりわけ馬である。乗馬の技術ではなく、必要とする土地の広さ。この壁に毎年あたってしまう。馬をはずすより他はないか。
かといって、馬を持ってないカウボーイでは恰好がつかない。
2012.11.12 Kiyoshi Nishinomiya





