2012
Nov 20
(The)

そして、天才エンジニアの落合氏


 そして、天才エンジニアの落合氏に電話をした。
 「フォード・トラックが故障しました。サードにレバーが入ったまま。バックはできず、モデルハウスの塀に前面をくっつけたまま動けません。クラッチはすり減りました。なにとぞ、早急に修理を」
 電話の向こうからは、相変わらず前歯がなく、ふぁふぁと息が漏れる落合氏の言葉。
 「わかりまひた。おまかへください。なんとかひまひょう」
 時間を見つけて、出張修理に来てくれることになった。
 私のフォード・トラックは駐車場に置くとかなりのじゃまものだ。弊社スタッフの車だって出入りに苦慮する。
 あれから48時間がたったが、落合氏からはなんの音沙汰もない。

2012.11.20 Kiyoshi Nishinomiya